石田衣良

2008年11月15日

★夜を守る



 地区センターの棚よりの収穫物!(^_^)

 アメ横界わいのふ〜たらした元同級生3人組。そこに同年代の障がい者の自立支援の入所施設の利用者が加わった4人組が、アメ横のガーディアンエンジェルになるという物語。

 天才と呼ばれる軽度発達障がいのあるユキオは、著者がNHK教育の「ハートをつなごう」に出演している事と関係あるキャラクターかな?と思うけれど、その異様な記憶力のよさは自閉症チックでもあり、でも、触られることにパニックにならないから他の障がいなのかな?と思ったり・・・いずれにせよ、毒がないので、他の3人なら拒絶されるような場面でも、意外にすんなりと相手の懐に入り込めるという能力があり、愚か者扱いされる現実的対応を織り込みつつも、全体的に、あたたかさが感じられて良かった。

 あとの3人は体力勝負でアメ横の衣料品店の跡取り息子、一見粗暴風だけど人は悪くないサモハン、区役所勤務の介護福祉士で女の子に飢えてるのがミエミエで、何故かユキオにも軽く見られるヤクショ、そもそもガーディアンを考え付いたリーダー格、アポロ帽を被ってるのでユキオにそう呼ばれるようになったアポロである。

 彼らの活動につれて応援してくれる人たちも増えて、差し入れがあったりもするが、理解者の一人が、立ちんぼをする女の子だったり、ヤクザの若頭だったり、と決して、きれいな顔だけ見せている人たちではない、適度な汚れ感が、現実感をプラスしている。

 色々あるけれど、世の中捨てたもんじゃないよね、というほっこり感が味わえ、時節柄敢えて申しますが、物騒な事件も増える歳末向けストーリーとも言えそう。(^_^)

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kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2008年06月07日

★5年3組リョウタ組



 市民図書で借りてきて、明日が返却期限ぎりぎりだよ〜という事で、慌てて読みました。が、読めました。だって、面白いんだもん♪

 学校の先生になったことはありませんが(教育実習で僅かに片鱗だけは体験しましたけれど)、親になって学校と様々な接触を持って、主人公の良太先生の見るような学校のやたらと事務に忙殺される面(学級通信の頻発のために子どもを見るより、書くほうが優先になったり)、閉鎖的な面(親同士の横のつながりを考えずに、平気で嘘を言う校長とか)等々、色々と見聞きしてきました。

 先生が礼儀やマナーについて、子どもや保護者に向かって言うのと自分のやってる事がずれてるって経験もしましたしね(苦笑)。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:29|PermalinkComments(0)
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