日本語学校
2011年04月23日
★日本人の知らない日本語 2
日本人の知らない日本語も相当面白かったですが、この二作目も面白いです。
何気なく使っている(極めていい加減に流れている)日本語。かえって真面目に日本語に取り組む外国人日本語学校生の方が正しい日本語を使っていたり、そこを突かれると「えっ!」と言いたくなるような思いがけない疑問を抱いていたり・・・。
日本語学校で日本語を教える時のノウハウにも軽く触れていて、日本語教師という仕事の面白さも伝わって来ます(身分としてはかなり不安定みたいだから、儲かる仕事じゃないよと言う意味合いの事は何度か書いてありますが、でも、それには替えられない面白さがあるようですね)。
面白くてためになるという言葉にピッタリな啓蒙系コミック(≠説教臭くは全然ない)の代表ですね。
kaikoizumi2005 at 13:01|Permalink│Comments(0)│
2009年07月12日
★日本人の知らない日本語
ただいまAmazonで、な、なんと14位なんですね(これ書いている時点で、ですが) そんなヒット作品と知らず、市民図書から借りてまいりました。
委員さんが「面白いわよ、あとちょっとで読み終わるから」と言ってくれたのです。
よく人に教えることは自分の勉強になると言いますが、日本語教師という仕事をすることは、あいまいにしていた日本語のことを勉強しないといけないということでして、熱心な生徒たちの鋭い質問に対応できるように努力し(たとえば、語学が出来なくても就きやすい厨房の皿洗いのアルバイトで、食器の種類を聞かれたりすると、先生も「?」だったりするわけです。一般的な家庭では使わないものがあったりしますから。また「冷める」と「冷える」の違いを聞かれて、すぐ答えられますか?)、一方で、生徒たちの言動に噴きそうになったり・・・続きを読む
kaikoizumi2005 at 15:12|Permalink│Comments(1)│