拉致被害者

2011年12月10日

★告白



 北朝鮮の拉致被害者、蘇我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんの名前を聞かなくなってずいぶんになります。いっときはこの本の出版や、脱走兵としてのジェンキンスさんの芳しくない行動などが取りざたされた事もありますが、お元気にされているのでしょうか?

 たまたま近所の地区センターで発見して遅まきながら借りて来ました。

 朝鮮戦争時に前線から脱走、北朝鮮に保護されて・・・のはずが、かなり恵まれていたらしいと後から分かったとは言え、半幽閉状態の暮らしを続け、あきらめていたころに、小泉首相の北朝鮮訪問により、日本人拉致被害者がクローズアップされ、当初、被害者としてカウントされていなかった妻が先に出国して・・・という大筋は知っていましたが、生い立ちやひとみさんとの出会い、同時に暮らす事になった脱走兵仲間やその家族との暮らしなどがかなり詳細につづられています。

 ジェンキンスさんはいわばプアホワイトとして育ったようで、勉強も好きではないという、日本では落ちこぼれとカウントされるタイプだったようです。実際に蘇我さんが日本に戻ってしまってからの彼は事情が分からないために、相当荒れてしまったようで、そのあたりも率直に書いています。

 素行不良のために、犯人と決め付けられてしまったらしい大きな事件の冤罪の方たちを見ていると、あってはならない冤罪によることとはいえ、大きな苦難が彼らを磨いているのではと思う事がままありますが、ジェンキンスさんについても、同様なのではないかと思わされました。

 今の彼らが幸せでありますように! そして、最近になって生存しているのではと言われている横田めぐみさんが無事生きていて、ご両親に会えますように!

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kaikoizumi2005 at 18:00|PermalinkComments(0)

2010年03月08日

★半島へ、ふたたび



 拉致被害者の蓮池薫さんのブログをもとに書き下ろした本。

 北朝鮮と陸続きゆえ、過去の色々な辛かったことを思い出さざるを得ない韓国訪問。でも、韓国と北朝鮮の間には地勢的な共通点以上に差異があまりに大きいようです。

 韓国に対する礼賛が強すぎるようにも感じましたが、それも、非常に不自由で不自然な生活を強いられたが故でしょう。多くは語らず、ほんの少しだけ過去の追憶が語られていても、同世代の日本人としては信じがたいほどの苦難です。

 私が日本で満員電車に揺られている事を最大の苦痛とする程度で暢気にOLしたり、結婚してきかんきな幼児を追い回している時に蓮池さんをはじめとする拉致被害者の方々は過酷な日々を過ごしておられた、とい事を声高ではない追想だからこそ、尚の事感じます。勿論、蓮池さんがおっしゃるように、この問題はまだ未解決で、他の被害者の方たちも早く帰国できるようにと思いますし、拉致なんてあってはならない事だと思います。続きを読む

kaikoizumi2005 at 17:00|PermalinkComments(0)
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