戸部けいこ

2010年08月11日

(自腹)光とともに・・・ 15巻



 著者、戸部けいこ先生が今年1月に亡くなったと聞いて、本当に残念でした。

 自閉症児を授かった母、幸子さんを中心に、福祉や教育、そして人間関係の様々な局面を描いた力作で、幸子さんに辛く当たったり、自閉症の光君に不適切な対応をしてしまう人たちに対しても、実はこんな事情があって、と言うフォローをしていて、人を見る目にあたたかさがあり、障がいに対して無関心な人たちにも共感してもらえる作品だったと思います。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:57|PermalinkComments(1)

2010年03月02日

★神の発見



 市民図書の新着ではありますが、出版されたのは少々前。図書委員さんの購入者に思うところがおありだったのでございましょう。

 親鸞を読んだばかりの五木先生。仏教信者として、カトリック司教の森一弘さんと対話し、五木さんのエッセイを入れての対談集です。

 これを読んで思ったのは、本当の信仰者とは寛容であるという事。仏教徒といういわば部外者である五木さんの時として失礼かも知れない質問にも森さんは穏やかに、たまにはそんな事言って良いのですか?と思う程率直に答えておられます。

 多分、私たちには十字軍や魔女裁判など、異端に対するキリスト教徒の峻烈な不寛容さを歴史的事実として習っていて、キリスト教徒=まじめだがガチガチと思い込んでいる部分が大きいのでしょうね。

 違いもあるけれど、本当の信仰は共通な部分の方が大きい。にもかかわらず、キリスト教国を標榜するアメリカを中心とする国々と、イスラム圏に属するイラクやアフガニスタンとのいさかいをはじめとして、宗教的立場の違いで、どれだけの悲劇が繰り広げられているのと思うと・・・本当の信仰とは何ぞやと思わされます。

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kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2009年01月29日

【図書カード】光とともに 14



 自閉症の光君の成長を描いたコミックの14巻目です。今回も図書券で購入。(^_-)

 夫の転勤に伴い義母宅で同居するようになった幸子さん一家。つましい建売住宅で庶民的な雰囲気で育った幸子さんにとって、結婚を反対した良家の姑とは光君の誕生時から色々ありましたけど、一緒になってみると、またまた色々と・・・

 一方で、光君の転校先探しでは、障がい児の親の苦労、学校のアタリハズレの問題などが描かれています。

 お姑さんは同居のストレスを解消すべく、ダンス仲間の誘いにのり八ヶ岳に暮らす変人の作家兼大学教授の家で過ごし、発達障がいの多様性を知ると共に、初めて他人に孫の障がいを打ち明けました。

 この下り、小淵沢の駅とか、八ヶ岳高原道路など、私の生息域が描かれてるので、テーマと外れて大いに楽しめました(結構正確に描いてるぞ〜とか(笑))。

 まだまだ連載は続きます。光君や幸子さんのように、障がいを持つ当事者やその家族は大変です。でも、コミックで描かれているように、頑張りが報われていく日本であって欲しいです。

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kaikoizumi2005 at 20:00|PermalinkComments(0)

2007年12月13日

(自腹bk-1)光とともに 12巻



  自閉症の光君の出生時から始まったお話、本巻では中学生となり思春期真っ只中の光君と小学生時代を共に過ごした仲間達や苦手だったお姑さんとの関係などなどが描かれています。

 この作品の好きな点はきちんと取材を行い、自閉症を始めとする障がいや福祉や教育の現場で起こりがちな事を、障がいに対する偏見を減らし、特別支援教育や福祉に対する理解を求めるように描かれているところです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 15:28|PermalinkComments(0)
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