内館牧子
2021年10月16日
★今度うまれたら
最近、老眼の度合いが増したこともあるし、家庭内でもあれこれあって、本は借りても、読了できず返却というパターンが増えたのですが、この本、さすが手練れの作家が書いただけあって、ちょっと昼ご飯の前に目を通そうと思って開いた後、一気読みさせられてしまいました。続きを読む
kaikoizumi2005 at 15:41|Permalink│Comments(0)│
2009年06月16日
★エイジハラスメント
内館牧子さんの小説、もしかして初めてかな? さすがストーリーテラーとして読ませてくれる作品ですが、ただ、共感はしづらいかも。
というのは、主人公の密(みかん農家の娘なので、そういう名前をつけられたようで、娘が大学時代から同棲するのを許した親御さんはなかなか開けてるようです)の生き方、考え方が理解がつかないから。
牧子さん自身は大相撲の横綱審議会の委員ながら、土俵の上に上がれないなどで、女性である事としての伝統的なものも含めての不利を感じていると思うけれど、加齢に伴う差別についてはどうなんでしょうねぇ?
これって、密の兄嫁であるユカリが口にしているように「最初っから、お呼びじゃないと男子から露骨にがっかりされる」タイプの女性(つまり私の事ですが)だと、あまり強く感じない、感じるレベルにすら至らない(?)という事かも知れません。続きを読む
kaikoizumi2005 at 19:00|Permalink│Comments(0)│