オンワードオークス
2012年03月04日
□ルーズヴェルト・ゲーム
本が好き!の献本です。
タイトルのルーズヴェルト・ゲームとは奇跡の逆転劇、野球好きだったルーズヴェルト大統領が「一番おもしろい試合は8対7だ」と語った事に由来するそうです。つまり、崖っぷちからの生還を意味します。
景気の低迷により、実業団チームの休止のニュースを数多く耳目にするようになりましたが、この本を手に取った瞬間、種目は違いますが、3年前のお正月に見に行ったアメリカンフットボールのライスボウルの会場、後楽園ホールの近くで、チーム復活を訴えてチラシを配っていたかつての名門チーム、オンワードの選手たちの姿を思い出しました。
この作品では、青島製作所と言う技術力はあるが、あざとい営業は出来ない中堅企業の野球部がリストラの一環として廃部の危機にさらされますが、 それと同時に会社そのものも営業力のあるライバル企業ミツワ電機から持ちかけられた合併話で揺れます。続きを読む
kaikoizumi2005 at 16:04|Permalink│Comments(0)│