フォトエッセイ類

2008年12月18日

★鎌倉スーベニイル手帖



 図書館の棚で発見したレトロな作りの大人絵本。モデルさんたちもわざと1950〜60年代風の姿(多分ね、もしかすると、戦後すぐ位のファッションかしらん?)をして写っていて、写真の画調もその頃のものをイメージさせるので、ひょっとすると情報古過ぎかも?と思うと、ちゃんと今の情報なんですね〜(ほっ!)。

 鎌倉の魅力を、もっぱら街並みから伝えている本です。ちょこっと手軽に行ける、地元の人と観光客が同じような視点で同じような気持ちで散歩できる(見返しの序文)魅力をたくさんの写真と、短い文章で簡潔に紹介している、お茶のひと時に相応しい本です。


 しかし・・・その日常と一体化しているが故に、要塞都市としてのちんまりした面積故に、武家の都として築かれ、その後、忘れ去られた存在であったが故に、鎌倉には(私の場合、子どもの頃から市域を通って墓参に行くというのがあったからそう思うんだろうか?)京都のような、ハレの雰囲気、興奮、舞い上がりがない・・・というのも事実のようです。(私一人の思いかと思いましたが、母の親友も、同じような感想を抱いているようです)まぁ、京都の絢爛さのハレが鬱陶しい向きには向いているかも知れませんねぇ。でも、普段地味地味に暮らしていると、ハレが恋しくなります(笑)。

 ・・・本当のところ、一度位暮らしてみたいという気もします。

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kaikoizumi2005 at 22:34|PermalinkComments(1)

2008年09月04日

☆上地雄輔物語



  長男におねだりされ溜め込んだ図書カードで買ってやった本です。

直ぐ読み終わったとかで読むように言われました。

長男曰わくホントに上地雄輔はいい人でますます好きになったそうです。(実はつるのさんの本もねだられましたが、初志貫徹、最初に決めた一冊にしなさいと諦めさせました)

私にも見覚えのある風景(何と言っても、彼とは同郷なのですから)も含めた写真に自ら間違いだらけは許されてね〜、と断り書き付きの文章的には全く美しいとは言い難いのですが、結構哲学的な言葉がポポンと出て来て、巷で言われてるように、確かにこの人、ほんまもんのバカじゃなくて、敢えて言えばアホかしこだわ〜、と思わされます。

何より立派なのは感謝の気持ちを忘れない事。頑張る時は頑張るが、どうしようもない時にはクヨクヨせず方向転換。

あっけらかんと書いてますが、行間に根性がにじみ出てますわ。けど、それを聞き手が内心逃げ出したくなるような説教節で唸るオッサンと違って、押し付けがましくなく書いているのが良いんでしょうね〜。

折しも、この項目書いてる前日に上地君の大河ドラマ出演も発表されました。

去年の秋頃か、あるいは今年の早い時期かな〜。クイズ・へキサゴンで上地がうちの息子が通ってる学校をいかにもおバカ校と知らせくれて〜( ̄口 ̄)、と怒ってた友人、しばらくご無沙汰していますが、見解変わったかな〜?


そうそう、ひとつだけ、あんまり明るい気分で読めなかったのはスポーツで頑張り過ぎると健康を害すること。彼の尊敬する横浜高校野球部関係者が二人も平均寿命を大幅に下回る早世してしまったエピソードは、うーむでした。


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kaikoizumi2005 at 21:47|PermalinkComments(0)

2008年09月02日

★タヌキのひとり

タヌキのひとり

 市立図書館で植物、生き物の棚で発見。

 タヌキのひとりって何だろう?と思いつつ夕焼けの森の中で少年と小動物のシルエットが浮かぶ表紙が気になり手に取ってみました。

 動物モノって結構好きですが、この獣医さんの事は存じ上げませんでした。北海道の農産地にある住居兼用の診療所には、色々なきっかけ(中にはこれってどうよと言いたくなるようなケースもあるそうで)で入院患者が連れて来られます。

  その中で印象的な事例として、家族のようになってしまった「ひとり」というタヌキや、子ども達が別れを惜しんだ野鼠やシマリス、こぶをこさえたアカゲラ、牧場に住む野猫(暖を取りにやって来る野良猫だけれど、飼料を盗むネズミ等を退治してくれて、働く、しかし、人なれしない猫なんだそうです)や可愛らしい容貌ながら、ノミをたくさん撒いてくれるモモンガァ、泳げない鴨や、なかなか出て行かない狐など、8つの章に別れ、豊富な写真と文章で、人間の情を抑え、出来るだけ自然に近い状態に送り出してやろうという一家の奮闘振りが伝わって来ます。続きを読む

kaikoizumi2005 at 20:00|PermalinkComments(0)

2008年06月20日

★晴れた日は巨大仏を見に



 市立図書館に本の入れ替えをしに行った時「ただいまのミニ特集」の棚で発見した本です。気候が梅雨だからという事で、お天気や気候に関する本を集めていたようなんだけど、図書館員の勉強不足のお蔭で、この本に出会えてうれしいっ!

 だって、タイトルに「晴れ」がついているから、考え無しにミニ特集に入れられてしまったのが、読み始めると一目瞭然(笑)。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:25|PermalinkComments(0)

2008年06月06日

★アジアの迷宮 奇妙奇天烈雑貨づくし



 市立図書館のティーンズの棚で発見。フォトエッセイと言うのにはちょっと微妙な面白さですが・・・
 
 著者やJTBで別の本を出している方のアジア旅行のディープな収集品集であります。

 かつて、よく言われていた「ネイティブ英語スピーカーが見たら、ぎょっとするTシャツを日本人は平気で着ている」は最近、あまり見かけなくなりました。(でも、まだ皆無とはいえませんが)しかし、アジアでは「日本人が見たら、およ〜っと思う日本語、日本っぽい製品」がてのてんこ盛り。それだけ日本はカッコイイとされていると思うと、嬉しいような・・・しかし、商標登録侵害とかやっていそうで、心配ではあります。中には笑えるものも多々。

 また、もったいない心が浸透しているのは大変結構なのですが、怪しいニオイやシミのついたリユース布製品なぞは、正直、ゴメン蒙るぞ。

 フェアトレード製品を購入しているので、事業者と生産者の思いをカタログやweb等を通してよく読みますが、度々言及されるのが日本の品質基準の厳しさと、それに対する生産者の思いのズレ。実際に日本に来て見ると納得するそうですが、そのズレはこの本で紹介されている多々の製品に見られ、あまりのズレの大きさがかえって、日本人としてはものめずらしい価値につながるという感じです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:17|PermalinkComments(0)

2008年03月20日

★銭湯遺産



昔懐かしさを感じさせる銭湯の写真集。

私位から上の世代では銭湯の壁に描かれた富士山の絵を目にしている方も多いかと思いますが、加えて九谷焼のタイルや、中にはマジョリカタイルで装飾された銭湯もあり、土地柄や当時の利用者層に応じて様々に個性的です。

生活様式が変わり、自分の好きな時間に、水道光熱費の無駄も考えず、入浴、シャワーし放題か、娯楽性に富んだバラエティー豊かな浴槽を楽しみに行くレジャー系銭湯か、町おこし・村おこしで掘られた立ち寄り湯と二極化した中、家庭の風呂代わりだった銭湯は廃業されて行き、この本で紹介されている銭湯も営業しているのはわずか。

何とも寂しいながら、サヨナラ記念の時だけ、大人気だけれど、日常的には使わない、使えない、と廃止になった銀河などの寝台車と同じです。

とはいえ全廃はせず、すこしでも残して欲しいです。

子どもが小さい時に読んだ「こどものとも」の絵本「ふくのやのけいちゃん」は著者によると、とても良く出来た銭湯紹介本だそうです。



今、本棚から探し出しました。o(^-^)o

昔、OL時代、会社帰りに友達と寄った赤坂の銭湯、バブル期になくなっちゃったんだろうな〜。


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kaikoizumi2005 at 19:57|PermalinkComments(0)

2008年01月22日

★鎌倉 洋館スケッチ帖



 フォトエッセイではなく、スケッチなんですが、ただいまのところ(後で変更するつもりですが)フォトエッセイに分類しておきます。

 鎌倉界隈で見かける洋館。既に姿がないものもあるようですが、現在も頑張っているもの、著名なもの、個人のものなどを紹介している本です。

 さらりとした絵で、見る者の想像の余地があります。こういう雰囲気のある建物に住める人たちはやはり戦前の中流(今時の中流より、国民全体の中での位置は高く、少数だった)以上のご家庭だったようです。

 関東大震災でもめげなかった建物の紹介もあり、昨今、またまた駅界隈の開発が進み(鎌倉駅ホームのそばの踏切の小町通側に見えていたとても凝った外観の洋館はとうとう朽ちてしまい、取り壊されました)、古き良き姿が変貌しつつあります。

 何らかの団体が管理しているものならともかく、個人の住宅では「使い勝手が悪いのだから」「光熱費も掛るし、維持費も掛るのに」他人が何言うんだと叱られそうですが、鎌倉という独特の風土を守るためには欠かせないこういった建物、大事にして欲しいです。

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kaikoizumi2005 at 17:49|PermalinkComments(0)

2008年01月21日

★東京外国人



写真にちょっと解説がついた作品集で、東京及び周辺部に住む様々な国から来た人たちの暮らしを紹介しているユニークかつ、色々と考えさせられる本です。

まず国柄の違いがインテリアに現れるが、それ以上にどういう状態で日本に暮らす事になったのかが大きく、そこに個人の特性が加味され、本当にバラエティー豊かな暮らしが見え、誠に興味深く面白いです。

例えば欧米から来て、エグゼクティブとして滞在する事になった人たちは首都圏に住む日本人の平均的住まいと比べ、立地も面積も羨望を呼ぶ住宅に暮らし、インテリアも洗練されている。

一方、何かがきっかけで日本暮らしを始めてハマってしまった欧米人は日本人と変わりない、あるいはもっとコンパクトな家に住み、日本人以上に和の暮らしを営んでいたり。

アジアからの人たちは国費留学生や富裕な家庭の子弟と、仕事を求めて来た人たちとでは、大分趣の異なる住宅だし、数多くはないがアフリカや旧社会主義国の人たちの暮らしも紹介されている。

説明部分の日本の好きな点と嫌い、苦手な点も面白い。

物の所有やインテリアについて考える材料にもなります。o(^▽^)o


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kaikoizumi2005 at 20:34|PermalinkComments(0)

2007年12月04日

★わたしの手袋博物館



 「裁かれた罪・・・」は重たい本だったので、打って変わった雰囲気のこちらを読んでホッとできました。

 図書館の展示棚(晩秋〜冬の特集コーナーと言うべきでしょうか)にあった本ですが、鎌倉の手袋専門店マニマニのオーナーさんの本です。

 彼女がこの本で書いているマニマニの手袋というか、ミテーヌ(指なし手袋)を母の親友からいただきまして、興味を持った次第であります。

 古くはツタンカーメンの恐らくは儀式用と思しき手袋から、王侯貴族のガントレットという手首まわりが豪華な手袋、日本の火消しの手袋、流鏑馬用の手袋、藁で編んだ手袋、彼女や若い人の創作まで、色々な手袋の写真と解説が見開きで読めて、なかなか楽しい本でした。

 次、鎌倉に行ったら、またマニマニに寄ろうと思います♪

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kaikoizumi2005 at 23:12|PermalinkComments(0)

2007年10月14日

★乙女の京都



 むはは・・・またもやの京都本。これは予約を入れてから楽勝かと思ったら、思ったより時間が掛かりました。

 ゆめゆめしい本です。いくつになっても、女性である限り、わくわくうきうきしてしまう雑貨や小物などを散りばめた(時に甘いものも)本。

 何故か京都にあると、他の町とたとえ同じものでも、価値が増すんですな〜。そこへほんまもんの京都ブランドの箔がつくと、わくわくうきうきが上限までアップして、ついつい財布の紐も緩みそう・・・京都の魔力でしょうね。

 主に和モノですが、老舗CAFE(例えばイノダ!)で買えるものなど、洋モノもちょっと載っています。

 ちょいと沈みがちな日常でも、手に取ると、また次の京都行きでは・・・という気分にしてくれる京都病患者向けの大人の絵本です(笑)。

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kaikoizumi2005 at 22:02|PermalinkComments(0)
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