2021年01月31日

★ジジイの片づけ

  新聞の書評を読んで、これは借りねば!と速攻図書館に予約を入れました。

  思ってたより早く到着したのは「ジジィ」というタイトルのためかも知れません。

  主婦ずは他人事と思うし、おそらく当事者たる高齢男性には耳に、いや目に痛すぎるか、もう出来てるからいらんわのどちらかではないかと思います。

  タイトルにぴったりのお年頃の家人に本を借りて来てもらうように頼んだので、てっきり「面白そうだね、あとで読ませて」という言葉が出るかと期待しておりましたが・・・
  
  全く出てこない。おそらく、耳に、いや目に痛すぎるのでしょう。

  割と若い頃、椎名誠さんの作品にほわゆるなイラストを添えておられることで印象に残っていた沢野ひとしさん、古希オーバーですが、今もご活躍のご様子。

  そのご活躍を支えているのが、習慣化しておられる片づけなのだなと、冒頭のすっきりしてあたたかみのある沢野家のモノクロ写真を見て思います。

  やっぱり山積みの段ボールやら、捨てられない執着だらけの訳わからん堆積などあっては、頭がクリアになるわけがない・・・・と、自分の事は棚に上げて、家のどこかに目をやりながら、思うわけです。

  沢野さんがモノを減らし、人生を快適に送るために片づけをするようになったのは、出会ってきた様々な人たちの影響が大きいようです。

  若い頃、組んで仕事をしたいやに押しの強い、当時の沢野さんから見ても若造のアメリカ人のカメラマンの自宅、東北地方で漁師として活躍していたナイスシニアの素敵な別荘、フランスで仕事をしていた時のフランス人夫妻のミニマムな暮らしなど、すっきりした住居。

  その反面として、フランス人夫妻とは真逆に、モノにあふれた在仏日本人のそこそこお金持ちの暮らしなども描かれていて、人との出会いの影響力の絶大さも感じさせられました。

  なお、沢野さん、曰く、別荘は面倒ごとを増やすだけ、しかもそのうち活用しなくなってしまうのだから、まずは自宅の片づけだ!との事で、ここを読んで、どっきりする方もいらっしゃるかも。σ( ̄◇ ̄;)Me?


  ところどころに100文字コラムというほわっとしたノウハウや洞察がまとめられているコーナーもあり、もちろん、全体を通して、イラストもあり、とても読みやすい肩の凝らない本です。

  いいなぁ、こういうシニア。うちは無理だわ・・・と羨望の思いを抱きながらずっと読み通して・・・最後に、え、そうだったのという記述がありまして(ネタバレになるので、書きませんね)、ホッとしたり、同情したり・・・。

  人生の秋に、貯め込み過ぎて、熟成の度を外して、単なる邪魔者と化してるモノに囲まれているシニア男性にはぜひぜひご一読を!と思い、何とか家人の気を引き付けるべく、これから頑張ります。

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kaikoizumi2005 at 17:37│Comments(0) 人生訓・生き方のヒント等 | 実用書

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