2018年03月10日
【電子書籍ポイント利用】スズメの謎
期間限定でhontoの電子書籍がな、なんと100円。これは買いですよ!
でポチッたこちらの書籍、児童書のようですが、児童書に時々見受けられる、お子様扱いのすりすり感が無く、さわやかで分かりやすい文章で、まずそこから気に入りました。
そして、動植物の個体数を数える方法や、研究結果が出なくても、ある種が絶滅の危機があったりして、早く手を打った方が良い時は途中経過であったり仮説であっても、急いで発表する場合がある、mなど大人の私も知らなかった研究や発表に対する態度を教えてくれていて、なるほどと思わされます。
何と言っても対象が身近で可憐な(と私は思っていますが、ホームステイさせていただいたアメリカの牧場の元気なおばさまはスパローがうるさいとおっしゃっていたので、農家の方はまた別な気持ちを抱かれるのかもですが)スズメ。時々挟み込まれる写真、そして、のびやかなイラストも和めて、文章の端切れ良さと共にサクサク読めます。
スズメ、身近過ぎて、研究しようという人が少なかったために、謎多き存在のようです。スズメの数が減ったのでは?と数年前に言われるようになったのは著者の研究が発表されたからですが、その研究の材料の一つとなったのが、自由学園で長年にわたって行われていたスズメの観察記録。あさイチでおなじみのスーパー主婦の所属する団体、「友の会」と深いかかわりがあるユニークな学校であります。
スズメが減った原因の一つに、建築工法の違いにより、営巣に向いたスペースがなくなった事が考えられるようですが、スズメも少子化が進んでいるのだとか・・・日本の少子化と併せて考えさせられます。
たくさんいるから大丈夫と思っているうちにあっという間に絶滅してしまったトキのようにならないとは限らないスズメ。大事に見守って行きたいと思いました。
ところどころユーモアに富んだ表現もあり、おもしろコラムもあり、大人でも十二分に楽しめる本でした。これで100円(しかも私の場合、hontoアプリの毎日訪問ポイントを利用させていただきまして(^^ゞ)って、本当にお買い得でした。ヽ(^o^)丿
読書blogランキングへ
何と言っても対象が身近で可憐な(と私は思っていますが、ホームステイさせていただいたアメリカの牧場の元気なおばさまはスパローがうるさいとおっしゃっていたので、農家の方はまた別な気持ちを抱かれるのかもですが)スズメ。時々挟み込まれる写真、そして、のびやかなイラストも和めて、文章の端切れ良さと共にサクサク読めます。
スズメ、身近過ぎて、研究しようという人が少なかったために、謎多き存在のようです。スズメの数が減ったのでは?と数年前に言われるようになったのは著者の研究が発表されたからですが、その研究の材料の一つとなったのが、自由学園で長年にわたって行われていたスズメの観察記録。あさイチでおなじみのスーパー主婦の所属する団体、「友の会」と深いかかわりがあるユニークな学校であります。
スズメが減った原因の一つに、建築工法の違いにより、営巣に向いたスペースがなくなった事が考えられるようですが、スズメも少子化が進んでいるのだとか・・・日本の少子化と併せて考えさせられます。
たくさんいるから大丈夫と思っているうちにあっという間に絶滅してしまったトキのようにならないとは限らないスズメ。大事に見守って行きたいと思いました。
ところどころユーモアに富んだ表現もあり、おもしろコラムもあり、大人でも十二分に楽しめる本でした。これで100円(しかも私の場合、hontoアプリの毎日訪問ポイントを利用させていただきまして(^^ゞ)って、本当にお買い得でした。ヽ(^o^)丿