2013年05月27日

★京都まち遺産探偵



 京都好きにはとても楽しい本です。

 ほとんどがカラー写真で、国宝、重文(の建造物に付随するものも多少あるけれど)と言った重厚級のお宝ではなく、町の風景に溶け込んでいる様な橋や、しっかり見ないと分からない橋脚や、更に小さい装飾などを取り上げて解説。

 これは風水的にはこうなんではないかとか、一般には語られていない「秘話」はこうなんではあるまいか、と著者が推測しているのが面白く、言われてみれば、そうかもしれないと言う気持ちにさせられます。

 また、著者のネーミングがうまく、特にいきものを模ったもの、例えば彫刻や狛犬、神社のシンボルマークなどに「小太郎」や「カー助」と言った独自のあだ名をつけて愛でている気分が伝わって来ます。

 ところどころにまち遺産探偵中の一休みにいかがと特色あるカフェや喫茶店を紹介してくれているコラムがあるのも嬉しいです。

 この本片手にまたまた京都を歩きたくなってしまいました♪ (ほとんどびょ〜きだぁと友人たちには言われますが(^_^;))

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kaikoizumi2005 at 23:30│Comments(0) フォトエッセイ類 | 歴史・地域情報

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