2011年04月23日

★ゆんでめて



 しゃばけシリーズ(第何巻目かはもう分からないです(笑))。

 タイトルのゆんでめてとは「弓手馬手」の事なんですね。むか〜しほんのちょっとだけ弓道をかじったときに聞いた懐かしい言葉でした(右手が馬手、弓手は弓を持つ左手)。

 この物語、若だんなが町を歩いていて見つけた小さな祠の前で行こうと思っていた方向と反対に行ってしまって運命が変わっていく様をタイムマシンで時を逆行するようなスタイルで描いています。

 長崎屋に火事が出て、妖たちの中には二度と会えなくなってしまった者もいて・・・とちょっと切ないお話ですが、誰と会えなくなったかはネタバレなので、書きません。主要な妖のひとりだとだけ書いておきましょう。

 病弱な一太郎にも、とうとうロマンスが芽生えそうな気配です。

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kaikoizumi2005 at 18:57│Comments(0) 小説・物語 

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