2010年03月04日
★続 自閉っ子、こういう風にできてます!
図書館で予約。随分と待ちました(こういう地味系の本は入庫数が少ないので、打順が遅くなります)。
自閉症のひとつ、アスペルガー症候群のニキ・リンコさんと藤家寛子さんが、出版社社長の浅見さんと共に、自身もアスペルガー症候群のお子さんを持つお医者様の岩永竜一郎さんと対談して、自閉症者の特徴と、どうやって順応して行くかを、サブタイトルどおり、もっぱら「自立のための身体づくり」の面から説いている本です。
感覚が鋭敏だったり、逆に鈍感だったり、自閉症の現れ方も人それぞれですが、身体感覚も人によってかなり違うようです。また、集団を大事にする体育指導の結果、運動嫌いが多いなど、自閉症の人にとっては、義務教育時代のみんな一緒! 同じじゃなくちゃダメという指導法はかなりきついものがあるというのも分かりました。
基本的に、体力的にタフじゃない人も多いようで、パッと見分からない障がいは、内臓などに疾患や障がいがある人と同じく、周りの理解を得るのが難しい一方で、生活には大変さが多いという事がよ〜く分かりました。
この本、ぜひぜひ教育現場の方たち、ならびに福祉業界、医療業界の方に読んで貰いたいですね。(勿論、一般の方にも・・・。特にサービス業や、学校で「?」というタイプのお子さんとわが子が接しているかも知れない親御さんたちにも)
kaikoizumi2005 at 22:26│Comments(1)│
│教育・健康・福祉等
この記事へのコメント
1. Posted by BlogPetのwhite-sesami 2010年03月06日 14:45
理解するの?