2008年09月18日

★自閉っ子は必ず成長する



 著者と花風社社長の浅見さんと、時には別の人も交えてのアスペルガー症候群の当事者との対談を軸に、本当に役に立つ支援とは何かを説いている本。

 ひきこもりやニートの中には、相当数の発達障がいの人が混じっていると考えられるとは聞いている。この本に出て来る人たちは、いずれもそれぞれのしんどい時期を乗り越えて、途中からは支援も得て、対談に出られる精神状態にまでなっているので、成功例と言えそうだが、そうではない人たちも相当数いると思われる。

 当事者の集まりというのは第三者が介在しないと、トンでもないことになるのがAS当事者達。何しろ、自分と違うことで排除されて苦しんでいる割に、自分と違うと、それはASじゃない!と認めなかったりする偏狭さを抱える人たちだったりするのだ。

 また福祉業界の人は優しすぎて、ピシッと言うべきことをいえなかったりするが、ASの人たちは理詰めで納得すれば動けるので、定型発達の人のように「そんなきついこと言って〜」とはならないことが多いというあたりも、なるほど〜であった。

 スーパー律儀とか、自閉症者独特の現象に対する分かり易い言い回しも、色々と登城する一方、専門用語については、巻末に注釈つけてほしいなというのもありました。(その場でも、ページを繰ってみないと分からないのですが、そのうちに面倒になってきて、もう忘れちゃったもん)

 この本、もっとじっくり読みたかったのですが、最後のほうは返却日にあわせて慌ててバタバタ読んだので、また読みたいです(何しろ、後の予約が結構入っていて、そういう時は貸し出し延長も出来ないし、遅れての返却は大いにひんしゅを買いそうですし)

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kaikoizumi2005 at 20:00│Comments(0) 教育・健康・福祉等 

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