2007年10月01日

□旅 11月号


旅 2007年 11月号 [雑誌]
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livedoor BOOKS
書評/旅行・娯楽


 ロンドンのマーケットで、ちょっといいもの探し。がメインテーマの号。

 子どもの頃に「ナルニア国ものがたり」を読んで以来、ず〜っとイギリスというのは遠くて近い国。頭の中ではすごく親近感がありますが、行ったのはたった1度、それも一泊きり。

 でも、イギリス関係本は結構いっぱい読んでいて、頭の中では色々な思いを描いています。

 イギリスは斜陽の国なのに、どうしてあんなに豊かな雰囲気なの?が昨今の日本人好みのテーマのようでして、その豊かさの一端がピカピカ揃いの日本の売り場には並ばなさそうなロンドンのマーケットの商品の品揃えに現れている・・・というのを目に見せてくれるのがこの本です。

 勿論、新品もあると思いますが(でも、衣類の品質などは日本のものと比べるとかなり劣るそうですね)、この本に載っている物たちはかつてのユーザーの思いを秘めたアンティークが殆ど。中には写真とレイアウトのワザでしょう、日本に持ってきたら単なるボロだわ〜というのもありますが(笑)、ものを最後の最後まで使って行く姿勢の中に豊かさがあるんだろうなぁと思います。

 実は英国教というべきか英国狂と呼ぶべきか(失礼!)という程の先生宅のレッスンに通う身。先生のお宅に並ぶアンティークな家具や食器。残念ながら我家にはとても合わないので見るだけですが、この本を読んでからだと、また違う目で見られそうに思います。

 日本の特集は足助。紅葉の名所として最近名高い香嵐渓のある町だそうです。1冊のビジュアル系雑誌に収まると、日本の風景もどうしてなかなか素敵な眺めですね。吉本由美さんの動物園・水族館のフォトエッセイも面白かった。

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kaikoizumi2005 at 17:08│Comments(0) 雑誌・コミック | 歴史・地域情報

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