祗園祭宵山

2011年01月30日

★美の壺 屏風



  NHKの教養番組、美の壺の屏風編。

 屏風の由来、携わった画家、用途(実用的用途のみではなく、贈り物としても)、実際の使用例などを紹介した心愉しくなる読み物です。

 現在では、殆ど式典(特に晴れがましい結婚式等)でしか使われなくなった屏風ですが、子どもの頃には我が家には屏風があった、というか実際に使われていたのを、懐かしく思い出しました。

 ところが生活に色々な意味合いで余裕がなくなり、いつの間にかしまわれてしまいました。

 やっぱり! 京都では生きていますね。それをふんだんに見られるのが祇園祭の宵山の屏風祭り。勿論、京都以外でも見られますが、主に美術館や生活とはかけ離れた世界でのみになっているように思われます。

 この本を読んで、改めて、また宵山に行かなくては、今度こそしっかり屏風祭りを見てくるぞ!と思ったのでした。(前回は屏風祭拝見はちょこっとだけでしたので)

 それにしても、異国情緒たっぷりな泰西王侯騎馬図屏風や、大河ドラマ「天地人」でもクローズアップされた洛中洛外図屏風は、ぜひとも実物を拝見してみたいものです。

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kaikoizumi2005 at 17:15|PermalinkComments(0)
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