炎帝花山
2010年07月05日
★炎帝花山
迂闊にも、はなやま天皇と読むのだと思っておりました。かざん天皇。
はてな?どこかで見聞きした覚えがあるぞと思ったら、かつて読んだ「殴り合う貴族たち」という本に、しばしばそのお名前が登場したお方でした。
花山天皇(その時は院)の従者が首をかき切られたり、皇女が犬に食われたり、悲惨なエピソードがらみが多く、かなり不幸なのか、それとも、かなりきな臭い匂いのする方なのか・・・その時は自分の遠祖と言われる藤原道隆の子どもらのあまりの非理知的なあほんだらぶりに呆れて、それ以上考えませんでした。その花山天皇を主人公としたのがこの小説です。
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