庭園
2009年02月06日
★お寺に泊まる京都散歩
市立図書館の棚で発見しためっけもん。いや〜、またまた京都へ行きたい!という気持ちになりました。
いつもお手軽に東横イン、最近では息子の下宿に逗留。殆どお金を使わず泊まる(もっとも息子宅に泊まると、あれこれおねだりされて、ビジネスホテルの方が安い?!^_^;)のですが、理由は「ドタキャンがきくから」。宿坊には憧れているものの、子育てからまだ手が離れない、高齢者が身内に複数いる・・・つまり、何があるか分からない主婦の身としては、なかなかハードルが高かったのでした。
でも、この本で紹介されている宿坊に泊まると、凛とした朝の空気の中で、観光客が混みあわない空間で京都を満喫できそうです。日ごろはご縁のない「お勤め」が出来るのも背筋が伸びそうです。(ものすごい冷え性なので、真冬の暖房のない状態でのお勤めは無理かもですが)
それに著者独特のユーモラスで、関係者からはちょっとヒンシュクモノかも知れない仏教の宗派や仏像や美術の紹介、そして、少数精鋭のガイドブックに載らないようなスポットやモノの紹介があり、「おおっ、今度は絶対に清浄歓喜団という亀屋清永のお菓子を食べて見たいぞ」という気持ちにさせてくれるし「あああ、東福寺に行ったのに、紅葉時の人にあたって疲れちゃって重森三玲の庭を見なかったのは惜しかった。今度は青葉の季節とかに行ってみよう」などなどと、リベンジ! チャレンジ!の気持ちにさせてくれる本でした。
地域別、目的別お勧め宿坊のコラムのあとに宿坊に宿泊時の注意事項や、それぞれの宿坊の要点をまとめてある親切なコーナーがあります。この本、ゲットしたい!
尚、読んだのは旧版ですが、昨年改訂版が出ているようです。
kaikoizumi2005 at 22:24|Permalink│Comments(0)│