京都

2016年08月23日

八ヶ岳での読書2

 悪天候と食糧備蓄ありと、売るほどある時間のおかげで、オリンピック番組を時々見つつ、この数年忘れていたペースで読書をしています。

 台風襲来の間に読んだのはこちら。


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kaikoizumi2005 at 12:32|PermalinkComments(0)

2012年03月10日

【自腹】らくたび文庫 京都・三条通ウォーク



らくたび文庫は京都の小さな会社出している京都の観光に便利な文庫本で、多くがワンコインで買えるテーマごとに細かく分冊化したコンパクトなガイドブックです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 16:24|PermalinkComments(2)

2011年12月06日

★きつねのはなし



京都を舞台にした連作スリラー短編集。

いずれの作品にもきつねの面や怪しげな獣、そして一乗寺にある芳蓮堂という骨董屋が登場し、各作品ごとに主人公である若者は京都で過ごす日常生活の中に怪異を経験します。

最初の作品で、芳蓮堂のアルバイトをしている大学生は如何にも怪しげで、どうやら店主である年上の女性が嫌っている気配の客宅に出入りしていますが、それが昨年行った鷺森神社のそば、というところから一気に引き込まれてしまいました。

鷺森神社の辺りで藪を通り抜けながら、昼間で友人と二人だから良いが、ひとりで通るのは憚られるような、人ではない何者かが潜んでいそうな雰囲気でした。確かに本作の序章の舞台にはぴったりです。

未だに深泥池やどこぞの寺で何か出るとか怪異な話が好んで語られる京都ですから、どこかの路地や建物でこういう奇怪な出来事があっても不思議ではないと思わされてしまいます。

スクラップ&ビルドの激しい都市や、駅前シャッター通りが常態化した町では今も蠢く怪しい獣など生きて行かれそうもありません。

どういう経緯でそういう化け物が出来たとか言う謎解きは無しに、京都だから、そいつは存在しうるのだと読みながら納得させられる竹藪のざわめき、路地の静まり具合、折々の川の風景などが盛り込まれ、著者の分身にも思われる、知的だけど、余り覇気の感じられない若者たちが、怪異に対し挑むでもなく、闘うでもなく、するすると不思議に引き寄せられる描写には奇妙で静かな味わいがあります。

スリラーなのですが、実は京都の魅力を改めて突きつけている作品だなぁと思いました。


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kaikoizumi2005 at 23:02|PermalinkComments(2)

2010年12月18日

★おじゃみ



  京都生まれの生粋の京女の描く怪談短編集。

 京言葉の語り口による京都市内、あるいは周辺部で起こる怪異を読んでいると、他地域の人たちの思う「いけずな京都」のぞっとする面が浮かび上がってきます。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2010年08月25日

★都と京




   私、自他共に認める京都バカです。特にこの数年、京都に行くのが年に1回では物足らなくなりました。帰って来れば、途端に次の京都行きの構想を練る程で、立派な京都中毒患者かも知れません。

 「負け犬の遠吠え」で一躍都気の人となったエッセイストの著者もまた、京都好きの一人ですが、そこはタダモノではない彼女のこと、鋭い切り口で、明瞭に京都に寄せる地方人(勿論、東京人だって、京都人から見たら、地方の人です)の思いと、それに対する京都の人の思い、というかやり口というか、何と申しますか・・・を描いています。

 京都はテーマパークと同じという論は、私も日ごろからそう思っていたので(しかも、○○ランドやリゾートの類と違って、裏側に回っても、建物のはりぼてっぷりが見えたりしませんし)全く同感です。

 いまや名実共に東京が日本の中心であり、関西で学生していた長男はすごくそれを実感しているらしいですが、それでも、京都は違う。続きを読む

kaikoizumi2005 at 20:00|PermalinkComments(0)

2010年03月29日

★ベニシアの京都里山日記



 京都は大原で暮らすベニシアさんの随筆。翻訳と写真はカメラマンである夫君によるもので、ところどころにはさまれたイラストは著者によるもの。スローライフを送るベニシアさんの暮らしを紹介すると共に、貴族階級に生まれ、4度も結婚した母親が、女として生きる事を優先し、子ども心に傷を残してくれたことに対するこだわりも感じられます。

 だからこそ、彼女はイギリスからは遠く、生活様式も違う京都の里山に移住したのだろうなぁと思いました。

 丁寧に暮らす様、京都の主に生活に関わる事柄のさまざまな人たちとの出会いやおつきあいも書いてあり、一般人も行けるように、ご商売をされている人の場合は連絡先も巻末に書いてあります。

 ちゃらちゃらしたおみやげ物のカラフル京都は若い人向けですが、黄金色、わびさび色の京都は、人生で色々な思いを重ねてきた大人にこそふさわしいのかも知れないなぁと、自分の京都狂いの理由とも重ね合わせて読みました。

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kaikoizumi2005 at 18:45|PermalinkComments(0)

2009年11月12日

★おひとり京都の愉しみ

おひとり京都の愉しみ
おひとり京都の愉しみ
livedoorブックス



 著者の本は何冊か読んでいますが、お金持ちで時間の自由の利く、憎たらしい(失礼!)歯医者さんというイメージを抱いてしまうような気障な記述が結構多いと思えました。が、今回は一番、親しみの持てる内容に思われます。それは、私の京都度がアップしたからなのかなぁ(お金持ち度がアップしたとは断じて思えないし(笑))

 おひとり京都を既に何回か経験している身(と言っても、純然たるお一人はなくて、行った先で親戚や友人に会ったり、お泊りさせてもらったりなんですが)として、著者の述べる一人旅の利点、例えば喋りながら見るのではないから、見落としがちな思いがけないものに目が留まる等については、納得。

 一人旅をしていて1番困るし、1番節約できてしまうのが食事と思っていますので、さすがの著者も、お一人様向けだと、そうメッチャもの入りなお店や紹介がないと入れないような店はアップせず、割とリーズナブルな店や著者お得意のB級グルメも沢山乗っているので、それが親近感の理由として大きいかも知れません。

 ホテルについても役立ち情報が載っていますね(、眺望、設備、サービスの面で選んでおられますので、私の定宿は不合格ですわ)。確かに! 数が足らない京都市内の宿を探しまくるのなら、時として大阪や滋賀などに泊まるのも有りとありまして、大津あたりだと空きは少ないですが、もう少しはなれたところなら何とかなりそうです。そういえば、今頃の首都圏発、京都界わいの紅葉狩りツアーを見ると、殆ど大阪泊ばかりですね〜。

 実は読んだ翌日、某所の丸善書店の旅行コーナーで、若い男性が携帯電話を片手に「あの、男性作家が出したとか言う京都の本」と、どうやらこの本を探しているようだったので、ついつい言ってしまいました。「ここにはない。おひとりさま京都の本は新書コーナー。宝島新書!」と・・・・う〜む、私はもしかしてトンチンカンな事を言って、あのお兄ちゃんに迷惑をかけたのではないかと心配したのですが・・・しばらくして、男性が戻ってきました。「お客様、先ほどはありがとうございました」「私、でたらめ言ってませんでしたか?」「新書にございました。光文社新書でございました」あちゃ〜!新書は新書でも出版社違い(^^ゞという体験をしました(笑)。 お兄ちゃん、書店員さんだったんですね。(^_^) トンチンカンなアドバイスで、ほっとしたかも知れませんね〜。

 この本は買うか(最近、ついつい京都関係の本だと買ってしまう)、メモを取りまくっておかなくちゃ!

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kaikoizumi2005 at 03:00|PermalinkComments(1)

2009年10月03日

(自腹)とっておき京都




  ネットでぶらぶらしていて発見した本。京都のエムケイタクシーのVIP対応のハイヤー運転手、中村さんの書き下ろし。京都入門編ともいえますが、知らなかったスポットも盛り込んでいて、やわらかい語り口と共になかなか楽しめる内容でした。

 私にとってのめっけもんは、川床に行きたかったら、三条のスタバにも川床らしきものがあるとか、駅のそばのスポットなどなど。

 VIPの方々に対する態度として、頷けたのは「業務上の事で知り合ったスターにサインを求めない」。これ常識ですが、案外と知られていないですね。古くは入国時に大麻所持で逮捕、拘留されたポール・マッカートニーに対し、婦人警官がファンだからと花束を差し入れてバッシングされたことがありましたが(今ならもぉ大変でしょうね。そもそもテレビ局の報道に出さず、もみ消されたかも?)、この本が上梓された時点ではリチャード・ギアに航空関係者がサインをねだって激怒されたそうですね。

 Amazonの感想では、「入門編」との位置づけをされる方が多かったですが、私の場合はかなり抜けている場所が多く、(例えば、著者絶賛の龍安寺、行った記憶がないのですが・・・)いよいよもって京都の奥深さを知りました。

 冒頭、取材のために著者に京都案内をして貰ったイラストレーターさんが羨ましい! いつか、こういう心配りのある京都案内をしていただける境涯になりたいものです。

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kaikoizumi2005 at 21:00|PermalinkComments(1)

2009年07月03日

(図書カード)京の夏、祗園祭



 久しぶりに図書カードを使ってのお買い物です。らくたび文庫というユニークな文庫。楽ちんのらくではなくて、洛のらくなんだそうです(見返し説明)。
 
 祗園祭の山鉾一基ずつの解説(この部分、全部カラー!)や、祇園祭のそもそもの由来や、途中で途切れてしまった時期があった事。7月に入ると、京都は1ヶ月、ず〜っと祗園祭(観光客はついつい宵山や山鉾巡行のみを祗園祭と思ってしまいますが)なのだという事を教えてくれるコンパクトで濃い文庫です。

 これを片手に・・・むふふふふ。(^_^)

 このシリーズ、色々とあって、今なら5冊買って応募券を送ると、もれなくオリジナル手ぬぐいをもらえるらしいです。ケチ心が京都大好き心に押されて騒いでおります。(^^ゞ

 写真や図が豊富で小ぶりできれいな楽しい本です。パラパラブックとして、ず〜っと手元に置きたい文庫となりそうです。

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kaikoizumi2005 at 22:47|PermalinkComments(1)

2009年02月06日

★お寺に泊まる京都散歩



 市立図書館の棚で発見しためっけもん。いや〜、またまた京都へ行きたい!という気持ちになりました。

 いつもお手軽に東横イン、最近では息子の下宿に逗留。殆どお金を使わず泊まる(もっとも息子宅に泊まると、あれこれおねだりされて、ビジネスホテルの方が安い?!^_^;)のですが、理由は「ドタキャンがきくから」。宿坊には憧れているものの、子育てからまだ手が離れない、高齢者が身内に複数いる・・・つまり、何があるか分からない主婦の身としては、なかなかハードルが高かったのでした。

 でも、この本で紹介されている宿坊に泊まると、凛とした朝の空気の中で、観光客が混みあわない空間で京都を満喫できそうです。日ごろはご縁のない「お勤め」が出来るのも背筋が伸びそうです。(ものすごい冷え性なので、真冬の暖房のない状態でのお勤めは無理かもですが)

 それに著者独特のユーモラスで、関係者からはちょっとヒンシュクモノかも知れない仏教の宗派や仏像や美術の紹介、そして、少数精鋭のガイドブックに載らないようなスポットやモノの紹介があり、「おおっ、今度は絶対に清浄歓喜団という亀屋清永のお菓子を食べて見たいぞ」という気持ちにさせてくれるし「あああ、東福寺に行ったのに、紅葉時の人にあたって疲れちゃって重森三玲の庭を見なかったのは惜しかった。今度は青葉の季節とかに行ってみよう」などなどと、リベンジ! チャレンジ!の気持ちにさせてくれる本でした。

 地域別、目的別お勧め宿坊のコラムのあとに宿坊に宿泊時の注意事項や、それぞれの宿坊の要点をまとめてある親切なコーナーがあります。この本、ゲットしたい!

 尚、読んだのは旧版ですが、昨年改訂版が出ているようです。



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kaikoizumi2005 at 22:24|PermalinkComments(0)
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