実用書

2014年06月09日

【自腹】宇津木式スキンケア事典



 モノ好きな連れ合いが、毎朝、朝刊とともに入る折り込みチラシの廉売を見ると走り出すので、敢えてそれが少ない地元紙を取るようになってん十年。しかし、その折込が少ない地元紙ですら、1週間のうちに何度も入るのが化粧品やサプリメントなどの美容系広告。大手から聞いたこともないようなところまで、数限りなく販売者がいるのは、少ない投資で、儲かるんだろうなぁと、うすぼんやりとは思っておりました。

 しかし、衰えているのをはっきり自覚している身だけに、いささか脅迫的なニュアンスに疑問を感じつつ、ついつい気になります。そこで、口コミがいいのは無いかな?とネット散策している時に、なぜか目に留まった宇津木式の文字。調べてみると、賛否両論がありそうな、というより、ダメな人は思いきりダメだけど、共感できる人は思いきり共感できそうなスキンケア法でした。

 ズバリ、化粧品はいらない!と著者は断言しています。アンチエイジイングの専門家がそう言うのが、新鮮でした。続きを読む

kaikoizumi2005 at 17:36|PermalinkComments(2)

2014年04月29日

□もしものときに迷わない遺品整理の話

 久しぶりに本が好き!の献本をいただきました。



 私自身、親の遺品を整理した経験があります。ただし、母亡きあとは逆さ縁に泣きながら、気丈な祖母がだいぶん片づけてくれたし、父亡き後は、モノをあまり買わない、やたらと筆まめな人だったので、終われたのは紙類の始末だけでした。

 ですが、それだけでも決して楽な作業では無かったです。特に、親亡き後の空き家となった家に入り込むと、付喪神という言葉が生まれたわけがわかるような・・・主の亡くなったモノたちから発する妖気に近いようなものを感じ、故人への懐かしみとはまた別な感じを味わいました。

 この本では、遺品整理のプロである著者が体験した、様々な現場をプライバシーが特定されないように加工しつつ紹介していますが、読んでいて、自分の体験したのは、しんどいようでも、かなり楽な方だったとわかりました。続きを読む

kaikoizumi2005 at 22:03|PermalinkComments(0)

2013年07月21日

□「体の痛み」の9割は自分で治せる

 本が好き!の献本です。

 子どもの頃から肩コリ人間。もちろん、その後も肩コリ人間で、中年になった今は、首が凝ったり、足がむくだんだり、筋がね入のコリコリ人間です。コリでだるいのみならず、最近は痛いと感じる事もしばしばで、接骨院通いの常連と化している時、この本の紹介を見ました。

 はいはいはい!と手をあげました。本当に自分で治せたら、こんなにありがたい事はありません。


 著者は代官山でいぎあ☆すてーしょんの院長をしているそうですが、創業者、すなわちお師匠様の松尾毅氏が開発したミオンパシー(ギリシャ語の筋肉と治療を組み合わせた造語で、筋肉療法の意)に基づいた整体で治すことが出来るそうです。

 最初は実技ではなく、理論が語られますが、筋がね入のコリコリ人間で、幾冊も本を読み、何箇所か施術場所に当たっている身としては、なるほど!と思わされる記述でした。

 すなわち、内臓などの病気の場合は別ですが、普通に言うコリや痛みは、姿勢が悪くて、骨が歪んでいるからとか、筋力が衰えたから、血行が悪いから・・・・というような理由ではなくて、筋肉がかたくなっているからで、必ずしもマッサージの類が有効とは限らないそうです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 19:20|PermalinkComments(0)

2013年06月29日

★京都の路地裏図鑑



 らくたび文庫を出しているコトコトから出ている、文庫よりちょっと大きめの本。

 らくたび文庫でも「京の路地裏案内」というのがありまして(私、買いました(^^ゞ)、重なるところもありますが、観光地というのは得てして、お店の入れ替わりが激しいので、新しい情報程望ましいです。



 この本はサイズが大きめな分、路地裏歩きのノウハウやマナー、どうして京都に路地が多いかなど(路地に加えて、厨子と呼ばれる通路もあり)のうんちくも足され、紹介される路地、厨子も増えて、なかなか楽しいです。

 敢えて注文をつけますと、やっぱり、読みながらすぐに分かる地図が欲しいです。そこは普通の民家もあるエリアなんだから、行きたけりゃ自分で探しなさいというところなんでしょうし、祇園や先斗町などのトップ観光地の路地は別として、他の路地へ足を踏み入れることは勇気が必要と再三書かれてはいますが、行きたくなるような魅力的な店がいっぱい載っているので、回転寿司に行ったら、目の前に来た好きなネタの寿司を取れないまんまスルーされちゃったような感じがしますよ〜。

読書blogランキングへ




kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2013年05月27日

★ヒットの「色」じかけ

 市立図書館の本棚で発見した本。

 没個性的な色を着たがるビジネスマン向けに色っぽい意味を含めて、色がもたらす効用を説明した本です。



 言われてみれば、確かに・・・あの商品、この店がどういう感じで人気があるのか、また、あの著名人が着たがるこの色はそういう効果があるのか、などなかなか説得力があります。野球の球団のシンボルカラーから傾向を探る項目などは、男性好みに合わせての話題ですが、フィギュアスケートの女子選手のコスチュームと運気の話も面白かったです。

 実態なき景気高揚感でどどっと上がって、この数日でどどっと下がったアベノミクスミニバブルをもたらした首相が、この本の出た当時も首相でしたが、その頃は自信がある人は本来着ない色をお召しだったとか・・・その後の彼の身の振り方を振り返ると、なるほど〜です(笑)。

 もちろん、有名品、有名人ではない普通の人向けの本ですから、各色の持つ効用や、適職などが載っていて、興味深いです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:20|PermalinkComments(0)

2012年12月12日

□金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布



 本が好きの献本です。 

 著者は主に工場のコスト削減を実現して来たコンサルタントであると共に、アパートの大家さんです。この両方の経験から、工場でも家庭でも、片づいている事が大事と気づき、貯金をするのには、まず片付けを!と提唱しています。

 お金をためるためには、稼ぎを良くする、投資をする、そして節約をするがありますが、最初の二つは今の時代、非常に難しく、特に投資などはハイリスクでもあります。では、節約は?と言うと、これもやむくもに取り組むとダイエットと同じで挫折しやすい。まずは小さなところから、お財布の中身を整えて行くところから始め、家の中の片づけなどをしていくうちに、お金の流れが把握できたり、無駄買いやストレスが無くなると、小さなところからの積み重ねのノウハウを述べています。
続きを読む

kaikoizumi2005 at 17:44|PermalinkComments(0)

2012年11月28日

□高校生と親の「お金の教科書」

 バブル時代から今に至るまで、お金を増やそう、儲けようと言う投資から、ちょっと怪しげなのも含む副業など、お金に絡む雑誌や本は多数出ていて、それに負けないくらいに節約や家計が破綻しないノウハウ本も出ていますが、そもそものお金の基本について書かれている本は多くないです。

私自身がまさしく該当しますが、高度経済成長期からバブル時代位が子ども時代だった世代は、よほどの不運や失敗をしなければ、お金にまつわる仕組みなど詳しいことを知らなくても、回って行くものと思って来ましたから、高校生と言う文字を冠したこの本を読んで、恥ずかしながら今更ながら知ったという事がいくつかありました。

おそらく更に上の世代になると、お金自体が必要だが、それについて話すのは卑しい事というニュアンスが強く、なおさら仕組みを知るどころではないが、世帯を持った時代が右肩上がりの経済成長期だったために大過なく暮らせていたのではないか。そして、だからこそ、お金の仕組みや取り扱い機関についての知識があれば、あり得ないとわかる騙しのテクニックに乗せられてしまい振込詐欺や投資詐欺、それらに類似した詐欺被害に合うことが多いのではないかと思います。続きを読む

kaikoizumi2005 at 00:20|PermalinkComments(0)

2012年10月29日

★断捨離ダイエット

年初に市立図書館に貸し出し予約を入れた本がようやく手元に回って来ました。

断捨離するとダイエットも出来ていた、という経験から、食と物の相関性を説いている内容です。

断捨離教の熱心な信者(?!)の漫画家、槇村さとるさんの体験談マンガ付きです。

旗からはダイエット不要な体型に見えるもので(筋肉量不足で、それはそれで問題なんです)、食に関しては目からウロコはなくて、逆に世間一般は夜食が好きで、日常的にケーキとか脂肪濃厚系デザートを食べているんだ、などなど、飽食時代に自分は非主流派なんだな〜と思わされました。

既に複数の断捨離本を読んでいるから、物や人間関係への見方についても、目新しいことは無かったのですが、じゃあ何故読む?と問われれば…………

断捨離の理念には全面的に賛成出来ない部分もあるのですが(例えば、農家の末裔である私は盛られた物、自ら盛った物、特にお米はよほどの事情が無い限り、残すことが出来ません)、日々、多すぎる物に体力、精神力をジワジワと減じられているのは間違い無く、昔ながらのボンボン柱時計にネジを巻くがごとくに、時々締めないとだからです。

大同小異、同工異曲かも知れませんが(失礼!)、新たに書かれた本を読むことで、日常生活に埋もれ、ボケボケになっていた頭にカツを入れたいからです。

さて、今日はピーカン、お出かけ日よりだぁ!

…………となってしまうのは、家の居心地が悪いからで、ちったぁ断捨離の理念を取り入れなきゃねf^_^;


kaikoizumi2005 at 10:00|PermalinkComments(0)

2012年05月07日

□伝え上手な患者になる!

本が好き!の献本です。

この本を読んでみたかったのは、日頃、医院や接骨院など、医療機関で、自分の状態をうまく伝えたり、逆に聞き出すのが下手と常々自覚していたからです。

ほかに沢山の患者さんがいるのに、下手な聞き方をして時間を取らせちゃ悪いと思ったり、先生のご機嫌を損ねてしまうのでは?と言う遠慮や心配が基本に有ります。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2012年03月10日

【自腹】らくたび文庫 京都・三条通ウォーク



らくたび文庫は京都の小さな会社出している京都の観光に便利な文庫本で、多くがワンコインで買えるテーマごとに細かく分冊化したコンパクトなガイドブックです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 16:24|PermalinkComments(2)
記事検索
オンライン書店なら・・・
Amazonもあるでよ。
紀伊國屋書店オンライン店
ずっと愛用しています。
Archives
最新コメント
甲斐小泉が編集協力しました!
QRコード
QRコード
楽天市場