ムック・うんちく系

2011年10月20日

□カッコいいほとけ



本が好き!の献本です。

部屋に仏像のピンナップを貼りながら創作に励む祖母に阿修羅好きを仕込まれ、お初にお目にかかった小学校五年から幾歳月、ずーっと阿修羅様は永遠の恋人であります。

今秋、前回三年前の初参観が最終前日の土曜、待機時間二時間、山手線のラッシュ時かよ状態で、余りに悲惨過ぎた正倉院展のリベンジする予定ですが、勿論、正倉院展の会場近くにいらっしゃる阿修羅様と再会する意欲満々であります。

ってな事で、カッコいいほとけと言えば、阿修羅、それに東大寺戒段院の四天王の皆さんなどを直ぐに思い浮かべますが、ざっと目次を見て、まぁ、たくさんたくさんのカッコいい仏様がいらっしゃるのですね。続きを読む

kaikoizumi2005 at 14:35|PermalinkComments(0)

2011年06月14日

★なるほど知図帳 日本の山

知図好き、山好きには楽しい書籍です。

日本三百名山、富士山徹底解剖、都道府県別最高地点の山、全国の駒ヶ岳と言ったデータから始まって、山の動植物、登山・山歩きを楽しむ、山の地質、地形、自然 、山の文化・歴史と連ねられ、高さや気象などの客観的データから、何を掲載するかは編者の裁量によるところの大きい夜景の美しい山と峠、名山と温泉、ツチノコ、ダイダラボッチと言った山にまつわる伝承や山が舞台の小説、ドラマ、映画まで、かなりバラエティーに富んだ内容です。

標高日本一で尚且つその姿の美しさでもダントツの富士山絡みのコーナーはかなり力を入れていて、本家本元の詳しい情報に加え、ふるさとの富士山の紹介もあり、日本人がいかに富士山好きかを改めて実感します!

田舎の八ヶ岳南麓からは勿論富士山も見えますが、標高日本第二位の北岳こと白根山も見えます。真っ白な氷壁が美しい迫力ある山容ですが、もし標高第一位がこの山だとしても、富士山ほどの信仰は集めないだろうな〜と思うと、余計、形、高さ、立地の揃っている山の高さが国内一番と言うのは奇跡的なことに思われます。

ちなみに一番遠くから富士山が見えたのは和歌山県の小麦峠と言う富士山から323メートルも離れた場所だそうで、富士山に近いのに「鎌倉アルプス」に阻まれて見えない場所に住んでいる身にはうらやましいです(笑)。

山岳地帯を擁する県ほど山にまつわる事柄は多く、山があってもヤマナシ県と言う古典的オヤジギャグでしばしば語られる八ヶ岳南麓を擁する山梨県も独自に百名山を決めているんだ、へ〜っ!と言うような新発見もありました。

山岳地帯の多い地方にお住まいの皆さんにはおらがふるさと自慢たっぷりで楽しめると思いますが、そうでない方にも埋蔵金伝説や西暦と同じ標高の山、日本一の低山(バラエティー番組などで有名になりましたが、大阪の天保山です)などなど、山にまつわる雑学がいっぱいで楽しめると思います。

オールカラーで楽しめてこのお値段はお買い得!


kaikoizumi2005 at 11:34|PermalinkComments(0)

2011年01月30日

★美の壺 屏風



  NHKの教養番組、美の壺の屏風編。

 屏風の由来、携わった画家、用途(実用的用途のみではなく、贈り物としても)、実際の使用例などを紹介した心愉しくなる読み物です。

 現在では、殆ど式典(特に晴れがましい結婚式等)でしか使われなくなった屏風ですが、子どもの頃には我が家には屏風があった、というか実際に使われていたのを、懐かしく思い出しました。

 ところが生活に色々な意味合いで余裕がなくなり、いつの間にかしまわれてしまいました。

 やっぱり! 京都では生きていますね。それをふんだんに見られるのが祇園祭の宵山の屏風祭り。勿論、京都以外でも見られますが、主に美術館や生活とはかけ離れた世界でのみになっているように思われます。

 この本を読んで、改めて、また宵山に行かなくては、今度こそしっかり屏風祭りを見てくるぞ!と思ったのでした。(前回は屏風祭拝見はちょこっとだけでしたので)

 それにしても、異国情緒たっぷりな泰西王侯騎馬図屏風や、大河ドラマ「天地人」でもクローズアップされた洛中洛外図屏風は、ぜひとも実物を拝見してみたいものです。

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kaikoizumi2005 at 17:15|PermalinkComments(0)

2010年12月17日

★マンガホニャララ



ブルボン小林によるマンガに関するコラムをまとめたもの。

 敢えてスルーしてしまうマンガもあるそうだが、色々なマンガを様々な切り口で紹介していて、読者に媚びず、言いたい事はかなりはっきり言っているのが面白い。

 いついつまでもダラダラと風邪を引いていて心配になってしまうヒロインや、一世を風靡した後、もう終っているかと思っていたマンガがまだ続いていた(けれど、最新刊は出ないらしいとか)などなど、マンガは好きだけど、傾倒するにまでは至らないレベルの私のようなものには、面白いけど、全然ためにならない話がいっぱい(笑)。

 「ゲゲゲの女房」というマンガにまつわる大ヒットがあった今年なので、ついついあの作品を引き合いに出してしまうが、劇中、児童に悪い影響を与えると追放運動にさらされたマンガだけれど、逆にブルボンさんみたいに、その影響で今の自分があるという人もいる訳で・・・
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kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2010年12月05日

□国宝トゥナイト



  世界初!国宝ラブコメディ、国宝x恋愛と帯の表紙側には書いてあり、裏には大人気のWebマンガがついに単行本化!とありますが、その文章のまえに、小さめに「一部で」と書いてあるのが正直で笑えます。

 主人公は隠れ国宝女子(こくじょ)の岡倉てんこりん、ほんにゃら出版社勤務。言わずと知れた岡倉天心のもじりですね〜。親友が世界遺産マニアのイラストレーターの笛乃ロサ(天心と共に日本美術を再発見したフェノロサのもじり)、元彼が岸田劉生ならぬ岸田流星、ライバルの会社同僚が狩野カノン(狩野派の末裔)などなど、国宝・日本美術がらみの名前を持つメインキャラに加え、突然現れててんこりんの邪魔をしているとしか思えないエトウ、てんこりんが気になる国宝巡りで出会うひらぎのなおみ、その他大勢として、てこりんの家族や会社の上司等が登場致します。
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kaikoizumi2005 at 22:00|PermalinkComments(0)

□東京23区の地名の由来



 東京都23区内の主だった地名の由来を淡々と説明している、辞典的な趣のある本です。
それぞれの地名を巡るサイドストーリーを期待する向きだとガッカリされるかも知れませんが、何しろ23区の様々な地名ですから、限りあるページ数では無理と言うものでしょう。

 とは言え、「地名NOTE」という小コラムで特記事項を取り上げてくれているので、全く素っ気無い本ではありません。

 一般に知られている地形(沼や池があるなど)にまつわる名称、そこにあった植物や動物、あるいは建造物などに由来する名称の他に、伝説に基づく名称や、感じの良い文字を組み合わせての名称(年号を考える時のような感じでしょうか)など、さらに、途中で文字を入れ替えてしまって、本来の意味が薄くなっているものなど、様々な地名のつけ方があるのだと知ることが出来て面白かったです。

 この本を元に、東京について更に自分なりの研究を深めたり、江戸を求めて都内の街歩きをする時に使うのに便利そうで、これから色々なものを探求して行きたいと思い、その時間も十分ある人たちにとっては重宝な本だと思います。
 
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kaikoizumi2005 at 16:07|PermalinkComments(0)

2010年05月04日

★魔よけ百科(世界編)



  大学の先生をしていた著者が日本と世界のあちこちで出遭った魔よけを、見開き右側を写真、左を説明文で紹介している肩の力が抜けた本。

 恐らく既に悠々自適をされていると推測できる著者の年齢ですが、妙に学識をひけらかさず、角張らず、平易に、しかし、ちょっと珍しい魔よけを紹介しているスタンスに好感が持てます。年を取ったら、こういう風に楽しそうに生きていけるといいなぁ〜と思わせるものが伝わってくる文体です。

 少し前にかなりブームとなった安倍晴明で有名な五芒星。所謂☆ですが、これは日本だけではなく、他の国々でも使われてきた印だそう。(ダビデの星は六芒星ですね)

 ほかに動物を模ったものや、人の形など、様々な魔よけが主に建築物につけられていて、古代から現代に至るまで、人は何かしら魔よけ(マスコット)が必要とするのだなぁと思わされました。

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kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2010年04月24日

★貧乏入門


貧乏入門
  • 小池龍之介
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 1470円
Amazonで購入


 本を増やさないために借りた本。市立図書館では入れてくれてなくて、他自治体からお借りいただきましたです! m(__)m

 タイトルを読むと、節約本の類かと思い、ページをめくってみて、シンプルライフを説く本かと思いましたが、実は僧侶である著者、究極の目的は脱煩悩による幸せになる事であり、そのためのお金の使い方を考えると、結局「豊かな貧乏」というか、モノを少なくし、でも、ケチらず、必要なところにはお金を掛けるというライフスタイルに到達するようなのです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 16:00|PermalinkComments(0)

2009年08月01日

★横浜タイムトリップガイド



 市民図書の新着本コーナーで発見したガイド本。ご当地検定向けなうんちくがいっぱいです。

 時代は幕末(つまり開港の頃)〜関東大震災、関東大震災復興〜第二次世界大戦終戦、戦後〜現在の三つに分かれて、それぞれの時代の地図に後のページで説明される建物等がポイントされています。

 未だに通じる有名どころスポットやら、今はなくなってしまった、あるいは使わなくなったが故に、余程のマニアじゃないと知らない神社や井戸など、様々なポイントが紹介され、また、観光スポットとして有名な場所のそもそもの起源など分かり、横浜に縁のある人も、横浜観光が好きな人にも楽しめる内容になっています。

 敢えて難を言えば、タイムトリップで紹介される場所は所謂市心部であり、昔はお狩場だったという、今は花の(?)田園都市線や、逆にかつては東海道沿いだったり、鎌倉圏だったが、今は鄙びたエリアと見なされているらしい東部、南部地区などは全く触れられていませんね〜。

 あくまでも開港の時以降開けた場所が中心(吉田新田など、江戸時代に開発された場所も、域内なら触れられてはいますが、ならば、他の新田も触れて頂戴と言いたくなります)なのが、非当該地域居住者には、ちょっと寂しいかなぁ〜。続きを読む

kaikoizumi2005 at 22:06|PermalinkComments(0)

2009年07月03日

(図書カード)京の夏、祗園祭



 久しぶりに図書カードを使ってのお買い物です。らくたび文庫というユニークな文庫。楽ちんのらくではなくて、洛のらくなんだそうです(見返し説明)。
 
 祗園祭の山鉾一基ずつの解説(この部分、全部カラー!)や、祇園祭のそもそもの由来や、途中で途切れてしまった時期があった事。7月に入ると、京都は1ヶ月、ず〜っと祗園祭(観光客はついつい宵山や山鉾巡行のみを祗園祭と思ってしまいますが)なのだという事を教えてくれるコンパクトで濃い文庫です。

 これを片手に・・・むふふふふ。(^_^)

 このシリーズ、色々とあって、今なら5冊買って応募券を送ると、もれなくオリジナル手ぬぐいをもらえるらしいです。ケチ心が京都大好き心に押されて騒いでおります。(^^ゞ

 写真や図が豊富で小ぶりできれいな楽しい本です。パラパラブックとして、ず〜っと手元に置きたい文庫となりそうです。

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kaikoizumi2005 at 22:47|PermalinkComments(1)
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