古典文学関係

2009年12月03日

★半日で読む源氏物語



 元暴走族特攻隊長あがりのカリスマ予備校講師の・・・と言うと、マクダラのマリアか、スーザン・ボイルのような効果がありますね〜(その意味するところは・・・・お好きにどうぞ)。

 本人写真を見ると、確かに、元ヤンという感じですが(笑)、その彼が説く源氏物語だから、おかたく上品な解釈ではなく、今風、ある点、下世話だったりしますが、だからこそ、スイスイ読める訳でして・・・勿論、豊富なイラストなども、理解を助けてくれています。

 なるほど〜と思いつつ、こんなにわかりやすく書いてくれていても、まだこんがらがる程、平安時代の結婚、男女関係はわかりづらいです。異母きょうだい、異父きょうだい、それに地位・身分も関わり、加えて、方たがえだの何だののおまじない的儀式も入りますから・・・

 でも、これはあくまでも貴族の世界の話。識字率が江戸時代や現代ほど高くはなかったと思われるので、源氏物語を好んだのはある程度教養を積んだ層。となると、この頃の庶民はどんな風なお話を聞き、どんな事を思って過ごしたんでしょうね〜・・・と言っていないで、その先を勉強して欲しいと思って、吉野先生はこの本を書いたのではないでしょうか。

 わかりづらい事をわかりやすく書くのが1番おりこうだと言いますから、吉野先生、やっぱりタダモノではない!

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kaikoizumi2005 at 17:00|PermalinkComments(0)

2007年03月08日

★オバサン論




 大塚ひかりさんのほかの本も読んだことがあるが(たしかブスをめぐる本)、これもまたリベンジ本で、失墜したオバサンの復権を目指す本だそうです。

 元々はおばさんには尊敬や親しみの意味があったのに、それがいつしかオバタリアンに代表されるような「ずうずうしい」「うるさい」「避けたい」存在になって、女性の年代層の中で最も嫌われるコアな層になっているようでして・・・

 そもそも源氏物語で色好みの源典侍あたりが、けちょんけちょんに書かれているのがルーツではないかというものの、彼女はシリアスで暗くなりがちな源氏物語では堂堂の狂言回しで、他の女御がいえない事、出来ない事をズバリ代弁、代行している、正しいオバサンの姿をも現しているとの事。

 翻ってわが身を考えれば・・・ワタシャ、自分を堂堂のオバサンと認めていますが、でも、それで人生おしまいとか、こうなりたくなかったとは全然思っていません。40代を歩み始めた著者が途中でハタと気付いたが如く、私もある年齢から「オバサンって楽しいぞ」「若い頃は言えなかったけど、今は言いたい事言うもん。」「オバだからこそ、なめられてたまるか!」等など、著者の言う世のため、人のためになるオバサンという存在に近付き、個人的には若い頃よりグレードアップ(パワーアップ?)してると思うんですけど(笑)。

 という訳で、オバサンになる事を恐れている方も、恐れずにオバサンになっている方も、ぜひ読んで著者の古典をめぐる博識と、オバサンに対する敬意と復権に掛ける力説を楽しんで下さいませ。

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kaikoizumi2005 at 17:08|PermalinkComments(0)

2005年12月30日

★殴り合う貴族たち

殴り合う貴族たち
繁田 信一著
柏書房 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。
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kaikoizumi2005 at 17:03|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2005年01月09日

★橋本治の古事記

kaikoizumi2005 at 15:56|Permalink
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