歴史・地域情報

2017年02月28日

★官賊と幕臣たち

kaikoizumi2005 at 23:59|PermalinkComments(0)

2016年08月23日

八ヶ岳での読書2

 悪天候と食糧備蓄ありと、売るほどある時間のおかげで、オリンピック番組を時々見つつ、この数年忘れていたペースで読書をしています。

 台風襲来の間に読んだのはこちら。


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kaikoizumi2005 at 12:32|PermalinkComments(0)

2014年08月04日

★金魚のはなし



 市立図書館の夏向け書籍コーナーにあった本。

 何を隠そう、金魚ってかなり好きです。今も長男が飼育していた子が玄関にいます。

 夏になると、金魚柄のものを持ちたくなるし、玄関の金魚鉢の上には金魚の絵柄のはがきを飾ったりしています。

 この本の著者は今の東大(本郷キャンパス)にあった加賀藩へ金魚をおさめていた江戸時代に創業の金魚卸問屋の7代目の女将。

 小難しい学術的な事は抜きにして、日本の金魚の歴史、そして、日本で一般的な金魚の分類4種類との特徴と、女将の家業の歴史を語っています。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:59|PermalinkComments(2)

2013年11月11日

□ニッポン西遊記

本が好き!の献本です。

この本を手に取る直線に映画館で見た「さよなら渓谷」で著者にお会いしました。

最終的にはやわらかくなるけれど、序盤では賢そうだけど冷たく、多少ヒステリックな雰囲気を漂わせ、実生活でご一緒したくないタイプのキャリアウーマンという設定でした。

その直前イメージが強いまま、本書のページをめくると、あーら不思議、いえ、その不思議をこなすからこその女優さんなんですが、知的な部分を残し、スクリーン上に漂っていたこわいイメージはきれいさっぱり無くなり、観察眼に優れた感受性豊かな女性がいました。


仕事やプライベートでの海外の辺鄙な場所訪問で、先住民たちの叡知に触れているうちに旅中毒と化したという著者が、五年ほど前に、今、日本だ!と強く思うようになってからの紀行ですが、日本の旅への目覚めから、西遊記メンバーとのつながりが出来るまで、巡り合わせという言葉にふさわしいご縁があり、著者を三蔵法師に見立てて、悟空、沙悟浄、猪八戒の総勢四人がメインメンバーの古事記のゆかりの地めぐりが始まりました。

旅程の中には今年が節目の年で観光スポットとして大にぎわいの出雲大社や伊勢神宮と言った超ポピュラーなところもありますが、大概は一般的なパックツアーでは、まず行かない場所ばかりです。

古事記の記述にしたがって、国産み、天岩戸開き、国譲り、天孫降臨、海幸彦と山幸彦の兄弟喧嘩、神武東征の章立てになっています。
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kaikoizumi2005 at 23:59|PermalinkComments(0)

2013年06月29日

★江戸の都市プランナー



 新聞書評を見て借りました。

 江戸末期、町民ながら、名主として近隣を束ねて苗字を名乗る事を許された熊井理左衛門の足跡をたどった歴史書。

 歴史書ではありますが、資料を丹念にあたり、ギリギリここまではOKだろうという推測による小説仕立ての描き方をされているために、よくある歴史的事実の羅列によって、内容的に正確なんだろうなぁと思いつつも、その味気なさに放り出したくなる類の本とはかなり趣が異なります。

 冒頭、理左衛門が小伝馬町の牢獄に入ったところから、話が始まりますが、実は小伝馬町の牢というのは、世襲でその職に当たる士族の屋敷内にあり、気の毒にもその侍は忌避されていたなどと言う、今まで知らなかった事実に加え、牢屋の構造などまで細かく描かれていて、一気に引き込まれます。

 理左衛門の回想から、彼の出自、どうやって江戸の町民のトップ格に上りつめたのか、それがどうして牢に入れられたかを、庶民ゆえに少ない資料を丹念にたどって描いています。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:30|PermalinkComments(0)

★京都の路地裏図鑑



 らくたび文庫を出しているコトコトから出ている、文庫よりちょっと大きめの本。

 らくたび文庫でも「京の路地裏案内」というのがありまして(私、買いました(^^ゞ)、重なるところもありますが、観光地というのは得てして、お店の入れ替わりが激しいので、新しい情報程望ましいです。



 この本はサイズが大きめな分、路地裏歩きのノウハウやマナー、どうして京都に路地が多いかなど(路地に加えて、厨子と呼ばれる通路もあり)のうんちくも足され、紹介される路地、厨子も増えて、なかなか楽しいです。

 敢えて注文をつけますと、やっぱり、読みながらすぐに分かる地図が欲しいです。そこは普通の民家もあるエリアなんだから、行きたけりゃ自分で探しなさいというところなんでしょうし、祇園や先斗町などのトップ観光地の路地は別として、他の路地へ足を踏み入れることは勇気が必要と再三書かれてはいますが、行きたくなるような魅力的な店がいっぱい載っているので、回転寿司に行ったら、目の前に来た好きなネタの寿司を取れないまんまスルーされちゃったような感じがしますよ〜。

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kaikoizumi2005 at 23:00|PermalinkComments(0)

2013年06月22日

□神様にほめられる生き方



 本が好き!の献本です。

 タイトルと概要から、現在の、右傾化傾向に便乗した本かと、誠に失礼ながらうがった見かたをしておりました。

 が、本書を開いて見ると、それは全くの思い違いでした。歴史を知らず妙な事を言う誤った愛国主義ではなく、長年にわたる伝統によってはぐくまれた生き方を説いているのです。

 著者は春日大社の権宮司という立派な方ですが、関西弁のひょうひょうとした会話も挟んで、堅苦しくなく、しかし、背筋ピンと日本古来の伝統や、それに基づく考え方を述べています。ところどころに挟まれた写真も、普段目にする事のない、神様を描いた掛け軸に顔を隠す白紙を覆った様子や、床の間のしつらえなど、なかなか興味深いです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:44|PermalinkComments(0)

2013年05月27日

★京都まち遺産探偵



 京都好きにはとても楽しい本です。

 ほとんどがカラー写真で、国宝、重文(の建造物に付随するものも多少あるけれど)と言った重厚級のお宝ではなく、町の風景に溶け込んでいる様な橋や、しっかり見ないと分からない橋脚や、更に小さい装飾などを取り上げて解説。

 これは風水的にはこうなんではないかとか、一般には語られていない「秘話」はこうなんではあるまいか、と著者が推測しているのが面白く、言われてみれば、そうかもしれないと言う気持ちにさせられます。

 また、著者のネーミングがうまく、特にいきものを模ったもの、例えば彫刻や狛犬、神社のシンボルマークなどに「小太郎」や「カー助」と言った独自のあだ名をつけて愛でている気分が伝わって来ます。

 ところどころにまち遺産探偵中の一休みにいかがと特色あるカフェや喫茶店を紹介してくれているコラムがあるのも嬉しいです。

 この本片手にまたまた京都を歩きたくなってしまいました♪ (ほとんどびょ〜きだぁと友人たちには言われますが(^_^;))

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kaikoizumi2005 at 23:30|PermalinkComments(0)

2012年08月16日

★執事とメイドの裏表

サブタイトルにイギリス文化における使用人(という語は最近ではよろしく無いようですが、他に適切な語を思いつかないので、使わさせていただきます)のイメージとあり、最近評判になったメイド喫茶や執事喫茶、辛口執事の活躍する「謎解きはディナーの後で」のベストセラーにあやかってはいるかも知れませんが、さすがは文学関係、比較的お堅い系を多く出している白水社刊だけあって、読み応えがありました。

私の中で、メイドはあまり確固としたイメージがなくて、大好きなナルニア国ものがたりで、ペベンシー家の子どもたちが、こぞって空き部屋の衣装だんすに潜り込むきっかけが、子ども嫌いの家政婦、マクレガーさんだったと言う下りと、有名なメアリーポピンズが女性の使用人てして強く印象に残っています。

一方で、執事と言えば、すぐに頭に浮かぶのが、サンダーバードのペネロープお嬢様にお仕えするパーカーです。

本書はタイトルこそ執事とメイドですが、サブタイトル通り、男女の使用人をカバーしていて、どんな家にどんな使用人がいて、それぞれの職掌はどんなだったか。どんな階級から出て来て、いつ頃まで、その制度が一般的だったかなどを、多くは文学作品を通して述べていて、なかなか面白く読めました。

最初に、あれあれと思ったのは、イギリス人の質素で豊かな生活を紹介している井形慶子さんの本で得たイメージと裏腹に、イギリスのミドルクラス以上には見栄っ張りが多いらしい事でした。

井形慶子さんの紹介していた堅実な人々は、主にワーキングクラスだったのですね〜。

ミドル〜アッパークラスでは、必要もないのに使用人を雇ってみたり、見せびらかし用の使用人がいたり………本当にイギリス人=堅実、無駄な事はしないと言うイメージが見事に裏切られました(笑)。

一般的に使用人はワーキングクラスから出て、執事は男性の出世頭(家令と言う紳士がなる事もあったトップポジションは大規模な家以外では無くなったそうで、辞書変換でも出て来ないです)。

女性の場合、ハウスキーパーが使用人の監督者と言う事で、ハウスキーパーと言う響きは執事に比べて軽々しい感じですが、実は相当な実力者だったのですね。

一方、下男と言う呼称も、日本では下働きの日陰の身を思わせる冴えない響きですが、実は結構なイケメン、見せびらかし用の存在である事も多かったようで、使用人の呼称とそのポジションには日英でずいぶんギャップがあるようです。

使用人との間のスキャンダル、若しくは恋愛も無いわけではなかったようですが、文学作品になる位だから、実はそうそうどこにでも転がっていた訳ではなさそうです。

実態は使用人同士が恋愛関係に陥りにくいよう、男女の住み分けをしたり、顔を合わさないシフトを組んだり、雇い主は苦労していたようで、そんな時に上級の使用人は監視役となり、煙たがらたり、或いは雇い主と対等な関係になってしまう例もあったようです。

一番大変なのは使用人の管理で、使用人の側からは、いかに労少なくして多く貰うか、その攻防が面白いおかしい戯れ言にもなりました。

男性使用人の中で異色なのは庭師。一種の才能を要するので、普通の男性使用人とは立場が違ったようです。

女性の使用人では、奥様付き、お嬢様付きになると、家事をこなすメイドとは違ったようですが、風と共に去りぬのマミーのような存在でしょうか。

更に乳母、ナニーはイギリス人、特に男性の精神に大きな影響を与えていたようです。

ミドル〜アッパークラスの女性は子育てをほぼ乳母任せにしていた一方、ワーキングクラス出身の乳母の庶民的味覚や、少ない語彙からの決まり文句が染み付く、など、アッパークラスから見れば、芳しくない傾向もありましたが、子どもたちは、乳母を頼りながら、どこかで乳母は自分より弱い立場とわかっていて、時に軽くばかにしながら、愛着も抱き、やがて雇い主たる親の判断による突然の別れに、深い喪失感を抱いたようです。

またまたナルニア国ものがたりの話になりますが、カスピアン王子が乳母からもとナルニアの話を聞き、憧れを抱くようになったと分かり、育ての親の叔父は世迷い事を言う、と突然乳母を回顧してしまい、カスピアンが深い悲しみに浸った事を思い出しました。

この本を読んで、イギリスの階級制度に対する知識が増え、児童向けも含み、文学作品では、しばしば使用人の言動が物語を動かすという事を知る事が出来て、一つ賢くなれた気がしました(笑)。


kaikoizumi2005 at 10:35|PermalinkComments(0)

2012年06月04日

□社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

 本が好き!の献本です。

 ツィッターなるものを初めて、ちきりんさんという方の存在を初めて知りました。「自分のアタマで考えよう」というタイトルの本も出しておられると書店店頭で知りました。

 が・・・時間の使い方が下手で、ツィッターも使いこなせず、ちきりんさんの事が気になりながら、その人となりについて、全く追えないうちに日々が過ぎて行きました。

 今回、初めてこの本を読んで、ちきりんさんがどうやら中年期の女性らしいと分かりました。ご本人のイラストを見ると女性っぽいけれど、その文体からは女性らしさや年齢を特定できるものを感じず、読み進むうちに「私の様な20代の女性は」という表現でやっとわかりました。

 私って、知らない人のプロフィールの中に性別や年代が入っていないと坐りが悪いタイプなんだなぁと、結構俗物な自分を発見しました。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:30|PermalinkComments(0)
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