コミック・コミック風エッセイ等

2012年01月12日

★視えるんです。



子どもの頃から霊視体験を積んできた自称霊感マンガ家、伊藤三巳華さんの体験の数々をコミカルにまとめたマンガです。

が、霊の姿だけは、劇画調にリアルっぽくおどろおどろしく描かれていて、お化け屋敷的気分を味わえます。いや、もし地の部分から劇画調ならば怖すぎて読めないかもで、デフォルメされた著者や、チンピラとあだ名されている除霊能力のある友人をはじめとする登場人物のかわいらしさに救われているとも言えます。続きを読む

kaikoizumi2005 at 07:30|PermalinkComments(0)

2011年05月10日

★中高年、登りきってもいないのに下り坂



漫談家、綾小路きみまろさんの毒舌炸裂本。文字として残りますから、随所に読み手の気分を害さないようにフォローが入りますが、基本的にはあのトークそのまんま調、喋っているように書いているのか、口述筆記なのかは謎ですが…………(笑)。

綾小路きみまろさんとの最初の出会いは、通訳ガイドと言う仕事柄か、いわゆるママ共の中では最も流行に敏感な友人が「観光バスの駐車場で自作テープをガイドさんに配っている人の話がすごい面白い」と聞いたのが最初の事。

ちょっと耳に残ったそのエピソードの主のトークを格安バスツアーの途中で聞くまでに、多くの時は要しませんでした。続きを読む

kaikoizumi2005 at 12:13|PermalinkComments(0)

2011年04月23日

★日本人の知らない日本語 2




 日本人の知らない日本語も相当面白かったですが、この二作目も面白いです。

 何気なく使っている(極めていい加減に流れている)日本語。かえって真面目に日本語に取り組む外国人日本語学校生の方が正しい日本語を使っていたり、そこを突かれると「えっ!」と言いたくなるような思いがけない疑問を抱いていたり・・・。

 日本語学校で日本語を教える時のノウハウにも軽く触れていて、日本語教師という仕事の面白さも伝わって来ます(身分としてはかなり不安定みたいだから、儲かる仕事じゃないよと言う意味合いの事は何度か書いてありますが、でも、それには替えられない面白さがあるようですね)。

 面白くてためになるという言葉にピッタリな啓蒙系コミック(≠説教臭くは全然ない)の代表ですね。

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kaikoizumi2005 at 13:01|PermalinkComments(0)

2011年01月17日

★ひとり暮らしな日々




 三重県生まれの著者が上京し、一人暮らしを始めてからのあれこれを描いたコミックエッセイです。

 著者は親御さんの賛成は得られぬまま東海地方から上京、人が多くてザワザワの東京に戸惑い、家賃の高さに驚き、それでも、段々に東京暮らしになじみ、いっときのお姉さんとの同居を挟んで、自分流の楽しい一人暮らしを確立しています。親御さんもなし崩し的に味方になり、著者が東京でイラストレーターとして自立したのを喜んで支えてくれているようです。

 こまごまとした生活のあれこれ、出会う人やモノなどのコミック部分とは別に、時々、実写による食事内容や身近な生活の小物の紹介なども交えて、特別豪華でもないし、スマートでもないけれど、気持ちよい一人暮らし女子の生活模様を覗かせてもらうことが出来ます。

 我が家の場合、ごみごみの首都圏から、学生ばかりの街へと長男が転出したので、違うところもあるけれど、一人暮らしで突き当たるであろうあれこれが想像出来ました。

 この本はこれから一人暮らしをしようと思う、あるいはし始めた若い方が読むと、参考になる事が多いかとは思います。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:00|PermalinkComments(0)

2011年01月06日

□植松電機 1



 本が好き!の献本です。

 北海道芦別市、ここにある植松電機はいわゆる中小企業。しかし、中小企業ながら、いえ、だからこそ、小回りの効く仕事をして、宇宙への夢をつなぐロケットの製造発射に携わっているようです。

 このコミックはこの植松電機の専務取締役、植松氏が、幼い頃からどうやって夢に向かって生きてきたかを描いた作品です。続きを読む

kaikoizumi2005 at 14:49|PermalinkComments(0)

2010年12月13日

□子育てハッピーたいむ



  著者は子育て真っ最中。ななちゃん、ひよこちゃんという2人のお嬢ちゃんがいます。男児2名のこそだてをした私からすると「あ〜ら、女の子二人なんて、お楽でいいですわね」と言う先入観がございましたが(ゴメンナサイ)・・・・ブログ、そして、本になる程ですから、やっぱり一筋縄では行かないようであります。

 赤ちゃん時代のあれこれ。私も記憶がありますが、ぎゅ〜っと握り締めていた小さなこぶしを開いたら、中に糸くずが・・・そして、思いがけぬ長時間握り締めていたもみじのお手手から、何となくすえたニオイがしたりして・・・でも、そのニオイすら可愛いかったのです。何とも言えないふわ〜んとした香り。夜泣や、時ならぬ洪水や土砂崩れ(失礼!)状態には泣かされたものの、この香りと天使のような声のおしゃべりを聞いているだけで癒された!!

 ところが・・・その後にやってくる悪魔タイム。食事をすれば中身のみならず皿までぶっ飛ばす(その時の恐怖で、我が家の主要食器はコレールに切り替わって、未だに使用中)、買い物行きゃ、目が離せない・・・時々、猛烈に腹が立って子どもに切れてしまったり、そんな自分を恥じたり・・・
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kaikoizumi2005 at 16:17|PermalinkComments(0)

2010年12月09日

□漫画教室



  手塚治虫と言えば、日本の漫画界にあって神様のような人。特に早過ぎる死の後から、神格化されている感がありますが、1950年代から1960年代初頭に掛けて連載されていたものを復刻したこの
本では、気鋭のバリバリの現役です。

 時として、ライバルの人気漫画家の揚げ足をとりをしてみたり(あとがきで、マンガ研究家の中野晴行さんが、手塚先生が表出した嫉妬心は早世した漫画家へのレイクイエム的な演出と言う意味合いの事を書いておられますが)、子ども向けでもしっかりお金の事を書いてみたり・・・とても人間的な感じがします。

 用具や紙、技術など、実用的ノウハウも多いのですが、漫画家となるにはとにかくコツコツと積み上げていくしかないという事が繰り返し述べられており、今年のヒットドラマ「ゲゲゲの女房」で家族・関係者ともどもの苦労の末、やっと名をなした水木しげる先生の姿と重なるものがありました。(あくまでも私の想像ですが、「ゲゲゲの女房」のヒットが、この本の復刻を押したのではないかと思います)
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kaikoizumi2005 at 17:11|PermalinkComments(1)

2010年12月05日

□国宝トゥナイト



  世界初!国宝ラブコメディ、国宝x恋愛と帯の表紙側には書いてあり、裏には大人気のWebマンガがついに単行本化!とありますが、その文章のまえに、小さめに「一部で」と書いてあるのが正直で笑えます。

 主人公は隠れ国宝女子(こくじょ)の岡倉てんこりん、ほんにゃら出版社勤務。言わずと知れた岡倉天心のもじりですね〜。親友が世界遺産マニアのイラストレーターの笛乃ロサ(天心と共に日本美術を再発見したフェノロサのもじり)、元彼が岸田劉生ならぬ岸田流星、ライバルの会社同僚が狩野カノン(狩野派の末裔)などなど、国宝・日本美術がらみの名前を持つメインキャラに加え、突然現れててんこりんの邪魔をしているとしか思えないエトウ、てんこりんが気になる国宝巡りで出会うひらぎのなおみ、その他大勢として、てこりんの家族や会社の上司等が登場致します。
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kaikoizumi2005 at 22:00|PermalinkComments(0)

2010年08月11日

★ベルサイユのばら 外伝(愛蔵版)






 図書館から借りた本は、な、なんと二男が生まれた年の刊行。なので、既に同じものは販売されいていないようで分冊です。

 至って簡単な感想を書きますと・・・

 姪っ子ル・ルーちゃんが大活躍する外伝。黒衣の男爵夫人とはまた違うストーリー。アンドレとオスカルの間に微妙なものは通い合うけれど、ふたりの愛もまだ定かではない時のお話で、貴族を取り巻く陰謀やら、ジャルジェ将軍の思わぬ隠し子騒動など、コミカルなものも、ミステリー仕立てのものもあり。全体的にはミステリーのジャンルでしょう。

・・・と、まぁ、こうなります。(^_^)

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kaikoizumi2005 at 23:59|PermalinkComments(0)

(自腹)光とともに・・・ 15巻



 著者、戸部けいこ先生が今年1月に亡くなったと聞いて、本当に残念でした。

 自閉症児を授かった母、幸子さんを中心に、福祉や教育、そして人間関係の様々な局面を描いた力作で、幸子さんに辛く当たったり、自閉症の光君に不適切な対応をしてしまう人たちに対しても、実はこんな事情があって、と言うフォローをしていて、人を見る目にあたたかさがあり、障がいに対して無関心な人たちにも共感してもらえる作品だったと思います。続きを読む

kaikoizumi2005 at 21:57|PermalinkComments(1)
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