2018年04月07日

★天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生




 引退後も様々な番組で活躍しているひふみんこと加藤一二三さん。 将棋に疎い私は藤井君が活躍して、いちだんとクローズアップされるまで、甚だ失礼ながら、羽生善治さんとか、一部の棋士の名前しか存じ上げず、映画で見てやっとこ夭逝された羽生さんのライバル村山聖さんの事も知ったくらい。

 ひふみんも今は穏やかなレジェンドだけれど、昔は眼光鋭い精鋭棋士だったのだろけれど、今の穏やかさはどこから?

 
 と思うと、どうやらこの本の随所で語られているクリスチャンとしての信仰にあるようだ。
 
 感謝の気持ちを持ち、好奇心は失わず、愛されるシニアって、今の日本では理想的な人生後半である。

 私自身はどうしても斜に構えてしまって、素直にはなれないから、信仰を理由の戦争ってどうよ?などと思う事もあるけれど、信仰がこのような穏やかな境地をもたらす面は否定しがたい。

 昨今、キレたり、ごねたり、困ったシニアの事が話題になるし、私自身も自分より年上の退職世代から、弱いものいじめ的に暴言吐かれたりすることが最近もあったけれど(私がガタイが良く眼付も鋭い怖いタイプだったら、絶対に彼らはかかってこないと思う。弱そうな奴だと思うから、暴言を吐くのだと思う)、そういうシニアとは対極にある方だなぁと思う。

 同じ年を取るのなら、こういう風でありたいと思う。

 なお、将棋の棋譜が時々出てきますが、さっぱりこっぱり分からないのはトホホでしたが、今から学ぶ気にもならない奴なので、他の方面で好奇心を発揮したいと思います。

 穏やかな心境にはまだほど遠いので、死ぬまでには修行しますわ(と言う事はまだまだ先まで生きる気満々という事で、物の片づけだけじゃなくて、先延ばし癖はよくないですね(^^ゞ)。

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kaikoizumi2005 at 14:31│Comments(0) 自叙伝・人物評伝等 | 人生訓・生き方のヒント等

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