2010年12月17日

★マンガホニャララ



ブルボン小林によるマンガに関するコラムをまとめたもの。

 敢えてスルーしてしまうマンガもあるそうだが、色々なマンガを様々な切り口で紹介していて、読者に媚びず、言いたい事はかなりはっきり言っているのが面白い。

 いついつまでもダラダラと風邪を引いていて心配になってしまうヒロインや、一世を風靡した後、もう終っているかと思っていたマンガがまだ続いていた(けれど、最新刊は出ないらしいとか)などなど、マンガは好きだけど、傾倒するにまでは至らないレベルの私のようなものには、面白いけど、全然ためにならない話がいっぱい(笑)。

 「ゲゲゲの女房」というマンガにまつわる大ヒットがあった今年なので、ついついあの作品を引き合いに出してしまうが、劇中、児童に悪い影響を与えると追放運動にさらされたマンガだけれど、逆にブルボンさんみたいに、その影響で今の自分があるという人もいる訳で・・・




 メチャクチャマンガ好きと分かる著者の正体は・・・・・芥川賞作家の長嶋有さんで〜す、と知って、なるほど!とマンガの効用を改めて知る思いです。

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kaikoizumi2005 at 23:00│Comments(0) ムック・うんちく系 | 評論・社会事象評価

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