2005年01月04日

★美ら島 清ら心(ちゅらしまちゅらぐくる)




 ちゅらさんでおばぁブームを築いた平良さんの本だが、いわゆるタレント本とはひと味もフタ味も違う重みがある。彼女が本土言葉を使うように強要された世代であり、沖縄戦をくぐり抜けながら、沖縄演劇をしみこませて行った地に足のついた人だからだろう。明るく書いてるが、沖縄の人たちが島津の支配から始まり、現在に至るまでどれだけの苦難を背負わされたのかを感じる本である。しかし、ティダ(太陽)のように明るい沖縄のパワーを感じる本でもある。

kaikoizumi2005 at 14:50│Comments(0)TrackBack(0) 自叙伝・人物評伝等 

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