2014年08月04日

★金魚のはなし



 市立図書館の夏向け書籍コーナーにあった本。

 何を隠そう、金魚ってかなり好きです。今も長男が飼育していた子が玄関にいます。

 夏になると、金魚柄のものを持ちたくなるし、玄関の金魚鉢の上には金魚の絵柄のはがきを飾ったりしています。

 この本の著者は今の東大(本郷キャンパス)にあった加賀藩へ金魚をおさめていた江戸時代に創業の金魚卸問屋の7代目の女将。

 小難しい学術的な事は抜きにして、日本の金魚の歴史、そして、日本で一般的な金魚の分類4種類との特徴と、女将の家業の歴史を語っています。続きを読む

kaikoizumi2005 at 23:59|PermalinkComments(2) 実用書 | 歴史・地域情報

2014年07月12日

2014年上期 読書メモ

 このところ、大変にサボりまくっている読書ノート。そもそも、読書量もぐっと減りました。今や、本が好き!の献本に基づく宿題を必死になんとか、期限に間に合わせるのが精いっぱいという有様です。
 
 そこで、2014年上期に読んだ本の羅列をして見ることにしました。

1月

いいね!フェイスブック 野本響子

政と源 三浦しをん

2月

弱ったからだがよみがえる人体力学 井本邦昭

キリコはお金持ちになりたいの 松村比呂美

秘太刀馬の骨 藤沢周平

ポースケ 津村記久子続きを読む

kaikoizumi2005 at 13:07|PermalinkComments(2)

2014年06月09日

【自腹】宇津木式スキンケア事典



 モノ好きな連れ合いが、毎朝、朝刊とともに入る折り込みチラシの廉売を見ると走り出すので、敢えてそれが少ない地元紙を取るようになってん十年。しかし、その折込が少ない地元紙ですら、1週間のうちに何度も入るのが化粧品やサプリメントなどの美容系広告。大手から聞いたこともないようなところまで、数限りなく販売者がいるのは、少ない投資で、儲かるんだろうなぁと、うすぼんやりとは思っておりました。

 しかし、衰えているのをはっきり自覚している身だけに、いささか脅迫的なニュアンスに疑問を感じつつ、ついつい気になります。そこで、口コミがいいのは無いかな?とネット散策している時に、なぜか目に留まった宇津木式の文字。調べてみると、賛否両論がありそうな、というより、ダメな人は思いきりダメだけど、共感できる人は思いきり共感できそうなスキンケア法でした。

 ズバリ、化粧品はいらない!と著者は断言しています。アンチエイジイングの専門家がそう言うのが、新鮮でした。続きを読む

kaikoizumi2005 at 17:36|PermalinkComments(2) 実用書 | 教育・健康・福祉等

2014年06月06日

□ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子

本が好き!の献本です。

 有名な童話のタイトルをもじって、庶民にとって好ましくない社会事象をかなり辛口で、わかりやすく説明している童話and/or寓話風の作品です。

 だますこと、平気でうそを吐くことを、アサヒると、某大手新聞社をもじったらしい動詞で表現し、様々な「アサヒられ」てしまった事例を物語っています。

 寓話は、独裁制や王政など、庶民の発言が認められない時代に於いて、本音をズバリ言って、首が飛ばぬよう、為政者が「俺のことじゃねぇよな」と笑えるレベルにまで薄めて、描いたものと思われるものが多数あります。

 また、私たちが子どものころに読んだ童話は、残酷さは排除されていたのに、オリジナルはとてつもなくえぐい内容だったというケースもままあります。

 前者の有名どころでは裸の王様を思い出しますが、後者ではヘンゼルとグレーテル、日本のカチカチ山などを思い出します。
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kaikoizumi2005 at 22:19|PermalinkComments(0) 評論・社会事象評価 

□日本人はなぜ美しいのか

禅宗寺院の僧侶にして、禅の庭のデザイナーでもある著者は、これまで禅的な生活や考え方のたくさんの著者が有りますが、この本は、日本人の特長である禅的美意識を説いています。

美しい日本をうたいながら、いつか来た道に行きそうな言動ばかりの方もいますので、この本もそういう方にかかれば、日本人の優秀さと、それに引き換え・・・と持って行かれそうですが、著者は他のタイプの美意識を下に見ている訳ではなく、長年培ってきた日本人ならではの美意識を上手に活用しなさいと説いているのだと思います。

既に日本の美は、世界的リーダーには認められているとスティーブ・ジョブスらの例を引いて、述べています。
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kaikoizumi2005 at 12:10|PermalinkComments(0) 人生訓・生き方のヒント等 | 携帯からの投稿

2014年05月12日

★ゼロ

  時代の寵児から、一気に塀の中(実際は一気に、ではなかったのですが、イメージ的には、です)に堕ちたホリエモンこと、堀江貴文氏による自伝的ビジネス書。

  そもそもホリエモン誰?の頃から、無料プロバイダーとして、ありがたくlivedoorを使わせていただいていました。節約ネタには、まだlivedoor礼賛が残っているかも知れません。

  そして、このブログも、livedoor。読書ブログは節約ブログよりも日が浅いですが、それでも、もう八年以上場所を借りています。続きを読む

kaikoizumi2005 at 17:16|PermalinkComments(0) 自叙伝・人物評伝等 | 人生訓・生き方のヒント等

★小説・北方領土交渉 元外務省主任分析官 佐田勇の告白

  鈴木宗男氏と共に逮捕され、外務省のラスプーチンと呼ばれた元外交官、佐藤優氏による小説の形をとった外交秘話。

  正直なところ、小説としてはへたくそだと思います。例えば視点がぐちゃぐちゃだったり、ちょっと戻って読み返さないと混乱するような書き方をしている箇所が気になりました。

 しかし、それでも読まされるのは、ロシア通の外交官としての、一般が知らないような話を臨場感を持って描いているからです。続きを読む

kaikoizumi2005 at 16:45|PermalinkComments(0) 評論・社会事象評価 

2014年04月29日

★とっぴんぱらりの風太郎

 ぶっちゃけ正直に書いちゃいます。

 万城目ファンなのですが、それだけに、彼の作風かくあるべしという思いが強いのかも知れません。



 今までの万城目作品は、奇想天外、笑える場面が多くて、あるいはしんみりとにせよ、血の雨が降るような場面はなかったのですが、この作品は大阪落城直前の戦国時代末期とはいえ、実にスプラッターな表現が多くて、映像化された指輪物語を見た時のような違和感がありました。

 忍者の厳しい修練を描いたから、必要な記述だったのさと言われればそれまでですが、せっかく、豊臣家の象徴である瓢箪の妖ともいえる居士という奇想天外な存在を描いたのだから、ジ・エンドも笑える方向性に持っていって欲しかったのですが・・・

 万城目作品に特徴的な繰り返しのどんどん話的な展開が、本作では舞台が大阪落城だから仕方ないとは言え、暗い方向性に転がっていくので、愉快爽快(いったいどこの温泉の宣伝だ?というフレーズですな(^^ゞ)がないのです。

 直木賞の選考で「無駄に長い」という類の評があったというのが頷けます。新聞に連載という事で、ある程度の長さが必要だった? 肩に力が入っちゃったのでしょうか?

 瓢箪好きと、遺された秀頼公の遺児というのが、プリンセストヨトミにつながるんだろなぁ・・・と仄明るさが見えない訳ではないですが、たくさん振り回された割にはこの終わり方はなんだぁ〜というのが読み終わっての感想です。


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kaikoizumi2005 at 22:29|PermalinkComments(0) 小説・物語 
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